ニッポンまるしぃ@デリカテッセン・トレードショー2018 開催レポート

ニッポンまるしぃ@デリカテッセン・トレードショー2018 開催報告

日本商工会議所は2月14日(水)から16日(金)まで幕張メッセで行われた「デリカテッセン・トレードショー2018」に共同ブース「ニッポンまるしぃ@デリカテッセン・トレードショー2018」を出展した。「ニッポンまるしぃ」は、「ヒット商品育成サポート事業(食)」を通じて地域の「おいしい」「たのしい」「あたらしい」食品を集めたもの。今回は日本各地の8商工会議所から16事業者が参加し、地域の素材を使った食商品の展示・商談会を行った。

1年間の取り組みの成果を発揮

ヒット商品育成サポート事業(食)は、地域の食材を使った商品のヒット商品化、販路開拓・拡大に向けた取り組みとして、研修セミナー、バイヤー品評会、個別支援といった事業を1年かけて行っている。デリカテッセン・トレードショーはその集大成ともなる機会で、それまで重ねてきた、ネーミング・商品の改良、パッケージ・パンフレットの見せ方、プロモーションなど提案の工夫といった事業の成果を、会場に訪れる世界のバイヤーや小売店、飲食店関係者などプロを相手に披露し、できばえを確認するとともに実際の商談も行う最大のテストマーケティングの機会となる。

会場には、食を扱うプロが集まる

商談を通じて商品開発の方向性を確認

今回、例年に増して新商品が多く出品された。世界のどこにもない地域発のオリジナル商品としての魅力がある反面、何事も初めてのため、商品の構成、値付け、売り方などに迷うことも多い。その点、試行錯誤を重ねた試作品が、食を扱うプロの目にどう映るのか、反応を確かめるまたとない機会となる。地域食材を新たに掘り起こして開発した事業者は「商品はできたが、食品として扱ったことのなかった素材のため、どう打ち出していいか当初は皆目見当もつかなかったが、今回、出品してみて、どういった事業者、どういった販路を持つ人が興味を持つのかがわかり、方向性が見えた」と話していた。

商品を全国にアピールできる最大の機会

取引要件がマッチしチャンスが増えた

デリカテッセン・トレードショーは、食卓をテーマにフードビジネスを網羅する4つの展示会の合同イベント「フードテーブル・イン・ジャパン2018」(略称FTJ)の中の一展示会として開催されたもの。昨年までは、同イベントのメイン展示会である「スーパーマーケットトレードショー」(同SMTS)に出展していたが、展示の規模やテーマ性、来場者の顔ぶれ、求められる取引要件などがより支援事業の性格にマッチしていることから、転換した。結果として、昨年までは、「せっかくよい商談の話がきたのに、ロット数があわなくて断念した」といった声が実際にあったが、今回は、「求められる数量や取引条件が、当社の事業体の規模にあっている」と、より具体的な商談ができる機会となったようだ。

目の肥えた来場者からのアドバイスは貴重な情報

今回は、イベント全体で3日間合計、約8万8,121名人が来場。参加した商工会議所と事業者は、会場で得られた商談の機会を活かして実際に商品を販売する事業化のステップにつなげるとともに、商談を通じて得られた情報をもとに商品のさらなるブラッシュアップ、改良を進めていく。

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