このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

カネトオ石橋商店 石橋利文氏

かつお塩辛プレミアム (焼津商工会議所)

今回は、百貨店のバイヤーとの商談を多く行いました。本事業の取り組みで、パッケージを以前より高級感のあるものに変えたので、バイヤーさんの反応も良かったように思います。ただ、一番大切なのは店舗へ置いてもらうことではなく、置いてもらった後、お客様に買ってもらえるかどうか。そのため、まだ成果が出たとは思っていませんが、まずは売場に置いてもらわないと始まらないのでとても良いきっかけになりました。

今回の事業では、資本力がなくて手が回っていなかったデザインの部分をサポートしていただけたのがありがたかったです。欲をいえば、見た目の改善だけでなく、販路への結びつきまでサポートしてもらえるとより良かったと思います。商品自体が、爆発的に売れるものではないので、徐々に信頼感を得てお客様を増やしていき、日本一のカツオの塩辛にしたいです。

カネショウ株式会社 櫛引利貞氏

女神の林檎 (弘前商工会議所)

今回の事業では、販路開拓に特化してアドバイスをいただいています。弊社の商品に向いた通販など、ハイクラスな人が集まる市場を提案してもらいました。

当社は青森のリンゴでなくてはできないものを作っていますが、市場ではどんなものが受けるのか、自分たちの力では知ることができません。こうした部分について示唆していただき、今回大変勉強になりました。本事業で学んだことを社内でも共有して、今後に活かしていきたいです。海外への販路拡大も目指していますので、どうしたら商品の良さを伝えることができるのか、これからも試行錯誤していきます。

株式会社トータス・インダストリー 堤一氏

黒ごま・金ごま三景プリン (北九州商工会議所)

北九州の事業者なので、首都圏の商談会にでる機会をいただけたことに感謝しています。今回のイベントは、他と比べて圧倒的に海外の来場者が多いと感じました。これまで、外国の方に感想を聞く機会がなかったため、新たな可能性を見出すチャンスですね。また、他の事業者の展示を見るのも刺激になっています。先ほど、百貨店の催事担当の方と商談をしたのですが、物産展に出してみなかというお話になりました。弊社のコンセプトと百貨店のブランディングイメージがうまくマッチングすれば、響く商品だと思います。

現在、パッケージデザイン等の商品改良に関するアドバイスをいただいています。地元では、当社を知っているお客様が商品を買ってくれますが、当社商品を知らない人でも手に取りたくなるものに変えていきたい。ご提案いただいているデザイン案の中から、バイヤーにアドバイスをいただきながら、ベストなものに決めたいと思っています。

今後は商工会議所と連携して、地元での販路を広げていき、「北九州にきたらこれを買っていかなきゃね」といった、観光客の思い出にプラスαを生み出せる商品にしていきたいです。

有限会社アンシャンテ 小笠原一博氏

天使のカレー (伊那商工会議所)

今回商談をしたバイヤーからは、コンセプトやストーリーがはっきりしている商品なので良いといってもらえました。ただ、商品自体の説明や込めた思いを伝えることが難しかったです。熱意ばかりあってもプレゼンが下手なので、なかなかうまく伝えられないのが課題ですね。

また、本事業の取り組みでデザインを変更したのですが、「以前のデザインのほうが良かった」と言うバイヤーさんと、「良くなったね」と言うバイヤーさんに分かれます。デザインは感覚的なものなので、難しいと思いました。自分だけではそういった検討をするのも難しいので、今回の事業を通していろいろな意見をもらえる場ができたのでありがたかったです。売り方についてのアドバイスをくれるバイヤーもおり、今後いただいた意見を参考に商品改良と展示商談会に積極的に参加していきたいと思います。

恵庭商工会議所 田村知美氏

恵みの庭のかぼちゃプリン、恵みの庭のかりんとうかぼちゃ饅頭

商品を知っていただくことがまずは大切なので、見積もりや資料をバイヤーに渡すなど、今後につなげる努力をしています。展示会の規模が大きいので、チャンスも多そうですが、チャンスをつかむにはどれだけ自分が積極的になれるかが大事だと思いました。

今回の事業を通してアドバイスいただいた商品改良については、今までにないものでとても魅力的でした。在庫があるのですぐには対応できませんが、今後、既存のパッケージと同時並行で販売するなど、売り場や売り方を工夫しながら長期的な視点をもって進めていきたいと思っています。

また、自分たちの力では様々な百貨店のバイヤーとお話する機会や、首都圏の一般のお客様とお話する機会は得られないので、非常に勉強になりました。今後は、まず地元で商品を浸透させ、地元から発信できる商品にしていきたいです。

ときわ堂製菓株式会社 天野治氏

こすくらん ひねり玉(姫かりんとう) (姫路商工会議所)

ターゲットと商品のコンセプトが合わないことを指摘いただき、パッケージや商品内容について全面的に改良を加えました。まだ企画段階でスタート地点にいる商品ですので、今回の展示もゴールではなく通過地点。いただいた意見を真摯に取り入れて、どう対応していくかを考えるきっかけづくりの場だと思っています。

本事業を通して、第三者の視点から今までにない切り口でアイデアをいただいたり、こちらの思いをしっかりとりまとめてくれたり、大変参考になりました。

ただ、今後、我われがどう動いていくのかが一番大事だと思いますので、来年度以降もこういったサポートをうまく活用していきたいと思います。

七福味噌 武井章彦氏

信濃之國下諏訪 七福味噌 (下諏訪商工会議所)

今回の展示会では、様々なバイヤーの意見が聞けた良い機会となりました。商談もいくつか行い、成約には至らなかったものの、今後の方向性についてアドバイスをもらえました。マスコミを利用したプロモーションや、商品のバリエーション展開等について、自分にはないバイヤーの視点でアドバスをいただいています。やはり、良い商品を作るだけでなく、どうやって売っていくのかが大切ですね。

また、本事業ではパッケージデザインについて改善案をいただいています。これまで、自分ひとりで商品開発を行ってきたので第三者の意見はとてもありがたいです。今後は、地元で商品を根付かせることからはじめて、地域での認知度をあげて、地元から発信していければと思います。