ニッポンまるしぃ@となりに。日本百貨店開催レポート

日本商工会議所は、12月1日(木)~14日(水)までの2週間、東京都町田市の町田東急ツインズ イースト1階 レ・シ・ピ町田にある「となりに。日本百貨店」で、地域の「おいしい」「たのしい」「あたらしい」食品を集めた販売会「ニッポンまるしぃ@となりに。日本百貨店」を開催した。

ニッポンまるしぃを有効活用

販売会場は人通りが多い通路際にあり、
足をとめ興味深く見入る人も多かった

この販売会は、地域力活用新事業∞全国展開プロジェクトによって開発された商品のなかから食品に特化し、ヒット商品化、販路開拓・拡大を目的とするプログラム「ニッポンまるしぃ」の一環。年間を通した取り組みの中で、改良や販促支援などを行った商品を実際に店頭で販売して消費者の反応を探るテストマーケティングとして実施した。

消費者の声を直接聞く機会

POPやチラシで商品をPR。
日替わりで試飲・試食も行われた

販売会は商品を開発した事業者自身が店頭に立ち、商品の説明、試飲・試食などを通して来店した人たちとコミュニケーションを取り、消費者の声を直接聞く機会でもある。ここで得られた知見や気付きを反映し、商品の改良や販促企画の立案に役立てる。 「ニッポンまるしぃ」として2年目となる今回の販売会では、国産のこだわり商品を扱う日用雑貨・食品ショップ「となりに。日本百貨店」内に専用コーナーを設け、小樽(北海道)、岡谷、下諏訪、伊那(以上長野県)、鹿沼(栃木県)、竹原(広島県)、福岡(福岡県)、伊万里(佐賀県)、八代(熊本県)、竹田(大分県)の10商工会議所から、58種類の商品が出品された。

新しい事業展開のヒントに

販売会場となった町田東急ツインズは
駅直結の大型商業施設

会場となった町田東急ツインズはJR・小田急電鉄町田駅に隣接する大型商業施設。食品店が集積する1階は、「となりに。日本百貨店」だけでも1日200~350人が来店する集客力の高い施設。若者からファミリー、高齢層まで幅広い客層が日常的な買い物をする場所であり、テストマーケティングの環境として適している。 販売会を企画した株式会社RPIの担当者は、「実際の店舗で消費者に販売することで、売れる、売れないがはっきりする。どのように伝えれば販売につながるのか、もしくは、なぜ売れなかったのかを分析することで具体的な改善点の発見につながる」とテストマーケティングの意義を強調した。 販売会に参加した事業者の担当者は、「販売会に参加するまでは、自分自身このプログラムのゴールが明確に見えていなかったが、店頭でお客様と接する中で、本当にやりたい販売企画の着想が芽生えた」と語っており、新しい事業展開のヒントにつながったようだ。別の担当者は、「同じフロアに食品店がたくさんあったので、同種の製品がたくさんある。都会に住む消費者の反応を知る機会になっただけでなく、同業他社がどのように商品づくりや販促をしているのか知ることができ非常に参考になった」と、話していた。

今回の販売会を通して得られた経験をもとに、さらに商品の改良や販促プランの練り直しを進め、年間プログラムの最終段階である2017年2月に行われる国内最大級の食品見本市、「スーパーマーケット・トレードショー2017」での展示や商談につなげる。

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