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北海道最大の都市として政治と経済が集中する札幌市では、牛乳やバターなどの原料を生かし、「スイーツの街」としてのイメージづくりが積極的に行われている。札幌商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【札幌大豆を活用した商品開発事業】を実施。

概要・活動内容

平成18年から始まった「スイーツの街・さっぽろ」ブランド化推進事業の一環として、「札幌大豆」を使ったスイーツが試作された。札幌大豆は、堆肥による土作りや農薬の使用回数を通常の半分以下に制限するなど、独自の基準で栽培されたブランド大豆。その札幌大豆の粉末を材料にスイーツ作りが行われ、「豆乳チーズケーキ」や「焙煎豆を使ったせんべい」「生大豆粉を使用したシフォンケーキ」「生大豆ブラウニー」など30品目の試作品が生まれた。今後は、観光客向けのお土産や東京など首都圏向けの商品として開発が進められていく予定だ。

その他の活動

札幌大豆の生産農家や商品開発者らを対象とした試食会が行われ、味などの評価に加えて、今後の商品展開や農商工連携のあり方などについての意見交換も行われた。

担当者からの一言

「一年間に満たない短い開発期間で、どれだけの試作品ができるか見当がつきませんでしたが、一次加工業者、菓子製造業者、洋菓子製造業者の皆さんが意欲的に取り組むことで、30品目もの試作品ができました。市民を対象にした試食会も開き、そこで試作品が喜ばれている姿を見て、大豆生産者の方も生産物に手ごたえを感じているようでした」(担当:伊藤公一さん)

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札幌商工会議所

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