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諏訪大社下社や諏訪湖、八島ヶ原湿原などの観光名所がある長野県下諏訪町。下諏訪商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【「万治(まんじ)の石仏」全国発信調査事業】を実施。

概要・活動内容

諏訪大社下社春宮(すわたいしゃしもしゃはるのみや)からほど近い、砥川(とがわ)の清流沿いの木立に囲まれた場所に鎮座する「万治(まんじ)の石仏」。下諏訪町の指定文化財で、大きな体に小さな頭がちょこんと乗ったユニークな姿をしている。万治3(1660)年建立のため、歴史は古いが、観光資源としては十分に活用されていない。そこで、「万治の石仏」の新たな活用方法を検討するための調査研究を実施。委員会を4回開催し、平成22年に行われる御柱祭(おんばしらさい)も視野に入れつつ、観光ルート開発などのアイデアを募った。また、来訪客との意見交換会、インターネットによる情報収集も行った。

プロジェクトにおける特筆点

「万治(まんじ)の石仏」を核に「まちなか」を回遊し、滞在時間を延ばしてもらえるようなルート・ツールを検討した。商業、サービス業が連携した企画も行う方向で議論。芸術的側面を取り入れつつインパクトのある情報発信についても意見交換した。

担当者からの一言

「万治(まんじ)の石仏」を中心とした新たな観光事業の体制づくりが進んでいます。各事業者によって、「万治の石仏」関連グッズも作られ、クッキーなどの菓子類が県内6駅の売店で販売されています。画家・原田泰治さんが描いた地域の風物詩など、石仏にまつわる作品も展開されているます。今後は、下諏訪温泉などに絡めた観光プランを考えていきますので、万治の石仏と下諏訪の街歩き、史跡巡りを楽しんでいただければと思います。

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下諏訪商工会議所

〒393-0087長野県諏訪郡下諏訪町4611