このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

水芭蕉、桜、チューリップ、ぼたんの4つの花を「五泉四花」と名付け、花の観賞と合わせた新しい観光ルートを提案。優れた繊維技術を活かしたお土産品も、モチーフはもちろん花!

取り組み内容

 五泉市には150万本のチューリップ畑や日本の「さくら名所100選」に選ばれた村松公園、3 万株の水芭蕉公園、5000 株120 品種のぼたん百種展示園など、花の名所が点在する。一方、250年の歴史を誇るシルク産業や戦後の基幹産業として五泉市経済の根幹を支えたニット産業など有力な産業資源もある。
 本事業では、春に連続して咲く水芭蕉、桜、チューリップ、ぼたんの花を「五泉四華 (ごせんよんか)」とし、花の観賞後に立ち寄れる観光ルート「花追い人におすすめの立ち寄りコース」を開発。また、地場産業のシルクやニット製品にこだわった新たな特産品の開発に取り組んだ。
 立ち寄りコースでは「静かな禅寺で、坐禅・写経・郷土精進料理のトリプル体験」、「ブランドいちご『越後姫』とフラワーアレンジメントをお土産に」など4コースを策定。特産品では、「チューリッププリザーブドフラワー」、天然素材のシルクや和紙の糸を使った腹巻きやアームウォーマーなどの「ナチュラルウォーマーシリーズ」を開発した。その後、パンフレットやホームページで、これらの観光コースと試作品の情報を発信することで誘客を図った。

トピックス

「feel NIPPON 春 2011」に試作品を出展

チューリップのプリザーブドフラワーを展示会に出展。プリザーブドフラワーは、長時間保存できるように有機溶剤で加工した花で、柔らかくみずみずしいのが特徴。開発品は好評を博し、商品化の手ごたえを得た。

今後の展開

花の季節を迎える時期が正念場

「feel NIPPON 春 2011」では、来場したバイヤーから多数のアンケートが回収でき、開発品への来場者の関心の高さがうかがえた。しかし、五泉の観光は、春の花シーズンを迎えるこれからが正念場。商品化を視野に入れ、開発品の検証と改善を進めるとともに、テレビ・雑誌媒体などへの展開、パンフレットやホームページの活用、フラワーアレンジメント体験教室などの開催で、広くPR活動を推進する予定。

活用した地域資源

水芭蕉、桜、チューリップ、ぼたん、ニット、絹織物、慈光寺、吉清水、咲花温泉

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五泉商工会議所

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