このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

忍び五道の概念から、特に薬草と忍者衣装に注目し、現代的な活用のあり方を提案する。その実現に向けて、現代風に再構成することで積極活用に結び付けていく。着地型観光を舞台に、それらを体感してもらい、全国的な日常活用に繋がることを目指す。

[feel NIPPON 春2012」で配布した手裏剣チラシ [feel NIPPON 春2012」で配布した手裏剣チラシ

忍び五道の概念から、特に薬草と忍者衣装に注目し、現代的な活用のあり方を提案 忍び五道の概念から、特に薬草と忍者衣装に注目し、現代的な活用のあり方を提案

概要・活動内容

忍者のまち・伊賀のイメージをフル活用

平成22年度の調査研究事業で実施したアンケートでは、伊賀のイメージとして「忍者」を挙げる人が全体の8割にも上り、忍者抜きには伊賀上野は語る事ができないことが明らかになった。伊賀忍者は、実に400年もの歴史に裏打ちされたものであることから、忍者の知恵を現代に応用するにあたっては、確かな説得力を持たせることのできる可能性を秘めている。
そこで、 健康や強さを維持していくための様々な知恵があったといわれている伊賀の忍者の「忍者五道」に注目し、これまでの取り組みで得た反省・課題を踏まえ、「商品開発」と「着地型観光」に着手、経済の活性化へ繋げることを目指して今回の事業実施に至った。 商品開発では、「ヘルシー」で「ナチュラル」な忍者食をもとに、現代へ活かした新しいスタイルの食を創り上げた。また着地型観光では、「忍者五道の健康的な食や美の追求」「伊賀上野でしかできない体験」「20代~30代の女性の、新たなターゲット層の開拓」「開発商品の入れ込み」をキーワードに、新たなメニューを開発した。

「ヘルシー」で「ナチュラル」な忍者食をもとに、現代へ活かした新しいスタイルの食の開発 「ヘルシー」で「ナチュラル」な忍者食をもとに、現代へ活かした新しいスタイルの食の開発
工夫した点・アピールポイント

忍者に関連した食・美・体験ツアーを実施

商品開発では、忍者五道の概念のもと「ヘルシー」「ナチュラル」「クール」をコンセプトに、見た目でも忍者をイメージしてもらえるよう、「丸」や「球」の形にこだわった商品を開発した。
ギフトショーでも、ブースレイアウトを赤と黒で統一し、衣装も忍者にしたことで、伊賀忍者を知らない方へのPRができた。着地型観光では、「忍者衣装に変身」「上野城で忍者ヨガ(地元ヨガ講師による、忍者五道を取り入れたヨガ)」「ヘルシーな食事(ちらし寿司)」「忍者の歴史学習(忍者法話を聞き、実際に使用していた道具に触れる)」「漬物漬け体験(老舗漬物屋にて、伊賀菜のぬか漬け体験)」のメニューで、伊賀の魅力満載のツアーを実施した。

伊賀の魅力満載のツアーを実施 伊賀の魅力満載のツアーを実施
今後の展開・未来像

「忍びの伊賀」の魅力を継続して発信

「忍びの伊賀」の魅力を継続して発信

活用した地域資源

【商品開発】伊賀忍者、伊賀米・米粉、伊賀豚、伊賀牛、くみひも、日本酒、黒米、伊賀菜
【着地型観光】伊賀茶、忍者ヨガ、上野城、忍者衣装

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上野商工会議所

〒518-0873三重県伊賀市上野丸之内500

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    昭和42年(1967年)に国の史跡に指定され、現在は近隣一帯は上野公園となっており、芭蕉翁記念館や伊賀流忍者博物館があります。

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