昨年度実施した調査研究事業から得られた結果を反映し、網走旬ツーリズム各種コースメニューのモニター調査とその検証結果から新たなメニュー開発を行う。また、広報手段の確立と継続的な運営のために網走旬ツーリズム事業体の設立を目指す。
概要・活動内容
人口の減少、経済の縮小など網走経済を取り巻く厳しい環境の下、あらゆる産業に波及する観光（何かの魅力を求めて人が動くことを観光と定義）を網走流に創造し、交流人口の拡大を図ることで網走経済の活性化につなげるためのニューツーリズムの確立を目指す。
触れる、学ぶ、観感、食、産業、スポーツ・健康などの視点から網走らしい旬の素材を「ゆっくり・のんびり」味わっていただき、また行きたくなるような「ワクワク感」を醸し出せる網走体感メニューとして強調して、滞在型・リピート型網走観光を目指す。
工夫した点・アピールポイント
昨年度の調査研究事業では、数多くある網走の観光素材を組み合わせ、観光ニーズに合わせたものをどのように発信していくかが、委員会協議の大半を占めた。本年度はその結果を基に体験や食といった旬の素材を組み合わせたパッケージメニューを策定し、モニターツアーを実施した。募集を開始したところ反響も大きく、予想を超える問合せをいただいたことから網走観光の魅力の高さが窺えた。アンケートの結果などから、網走刑務所や流氷などの目玉観光の陰に隠れて網走観光全体のＰＲが不足していたことなど、今後の課題が見えてきている。網走には、季節を通して様々なメニューがあり、それらが季節、時間によって見え方が変わるため、今だけ、ここだけの網走観光を発信していく必要性を感じている。
今後の展開・未来像
モニターツアーを実施したことで受け入れに対しての課題などは見えてきた。平成25 年度はモニターツアーから得られた結果を基に内容を改善することやツアー客を受け入れる組織の確立、情報発信の強化を行う。網走の一番輝く時期、旬の網走観光を体感していただくための事業を推進させることで、年間を通して観光客入込数の増大を図っていく。
活用した地域資源
触れる、学ぶ、観感、食、産業、スポーツ・健康など網走らしい旬の素材
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網走商工会議所
〒093-0013北海道網走市南３条西３丁目網走産業会館
網走商工会議所のオススメ
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博物館網走監獄
網走の歴史に大きな関わりをもつ網走刑務所の旧建築物などを保存公開しているのが博物館網走監獄。広い屋外型の博物館を巡ることで「もうひとつの開拓の歴史」をリアルに知ることができる。
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オホーツク流氷館
年間を通じて、本物の流氷を展示している。マイナス18℃に保たれた流氷体験室では、真夏でも厳冬期のシバレ（寒さ）を体感、流氷を見ることができる。
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流氷硝子館 ガラス制作体験
吹きガラス工房・販売・ガラス制作体験・カフェが併設した施設。吹きガラスのガラス原料は、廃蛍光灯のリサイクルガラスで「エコピリカ」と呼ばれる。4種類のメニューの中からオリジナルのガラス制作を楽しむことができる