このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

弘前市は、全国一のりんご収穫量(全国シェア21%)であり、135年の栽培歴史を誇る。食の安全安心が求められている今、無農薬・無肥料化を目指した1次産品を活用した、農商工連携による高付加価値な6次産業化をアクティブ・トレーサビリティで目指す。

概要・活動内容

弘前市は全国一のりんご生産量( 全体の21%) を誇り、135年の栽培歴史がある。弘前産りんごの無農薬・無肥料化を目指し、安全・安心な一次産品として活用することで、生果だけではなく、加工品の価値も高めていくために実施する。
プロジェクトでは、先端技術との連携により「弘前りんご」加工品における安全・安心の高付加価値を生み出す。その方法として、「アクティブ・トレーサビリティ」による見せる化を積極的に実施し、おいしさまるかじり「クリン・アグリ」認定マークのシステム構築でブランド化を図る。これにより、生果だけでなく花・枝・木から根に至るまで丸ごと商品化( 産業観光含む) するプロジェクトのすそ野の広がりを確保する。  

工夫した点・アピールポイント

本プロジェクトでは活用する地域資源として、弘前産りんごの生果だけではなく、花・枝・木から根に至るまで捨てるところなく丸ごと商品化する「りんごゼロエミッション」に積極的に取り組んでいる。また、「りんごで巡る産業観光」を今年度開発し、りんご産業を観光面からも振興しようと取り組んでいる。

今後の展開・未来像

「弘前りんご」のブランド確立のためには、「弘前りんご」の認知度の向上が不可欠である。現状、青果売場等では「青森りんご」と一括りの表示になっており、それを「弘前りんご」、「弘前の○○地区のりんご」さらには「○○さんのりんご」といった生産者の顔が見えるところまで高めていく。そのためにも、これまでに取り組んできた「アクティブ・トレーサビリティ」や「りんごゼロエミッション」をさらに深化させることで、りんご産業全体の振興を図り、「弘前りんご」ブランドの確立を目指していく。

活用した地域資源

弘前りんご( 実だけでなく花・木・枝から根に至るまで丸ごと活用)

このプロジェクトの商工会議所はこちらです

弘前商工会議所

〒036-8567青森県弘前市上鞘師町18番地1

弘前商工会議所のオススメ

  • 弘前市りんご公園・ りんごの家

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    弘前市りんご公園は、子供からお年寄りまで年齢問わず誰でも、食べたり遊んだりしながらりんごを学べる場所。りんごにこだわった約1,250 点の商品を扱うりんごグッズ販売コーナーもおすすめ。

  • アップルパイの街・弘前

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    りんご生産量が全国一の弘前市はアップルパイの数も豊富。弘前市内にはアップルパイを提供するお店が45店舗あり、お店ごとのアップルパイ食べ比べも楽しめる。

  • 弘前公園・弘前城

    弘前公園・弘前城

    藩政時代に津軽家の居城であった弘前城は、現在、弘前公園として多くの市民や観光客に親しまれている。桜の季節には、園内の約2,600本の桜が咲き誇り、市民や観光客で賑わう。