このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

徳川家康公を地域資源として活用

平成27年の「徳川家康公顕彰400年記念事業」は全国的に注目されており、観光を切り口にした産業の基盤強化を進める大きなチャンスを控えている。しかし、浜松では三方ヶ原の戦いに「負け戦」のイメージが強く、「家康公ゆかりの地」としてほとんど活用されていなかった。
そこで、浜松市民が抱く三方ヶ原の戦いの「負」のイメージ転換を図るため、史実に基づき天下取りに向け勇敢に挑戦した浜松時代(29〜45歳)の徳川家康公の姿を打ち出し、「家康公ゆかりの地」としての潜在力をフルに活用する商品・サービスの開発を支援した。
浜松に残る徳川家康公の弱小大名から天下取りの布石を打った物語やエピソードを開発の背景に活用した。

アピールポイント

多視点からの刺激でブラッシュアップ

「家康公ゆかりの地」としての潜在力を活用した商品・サービスの開発を支援するため、当プロジェクト参加事業所(35社)を対象に、商品・サービス開発支援セミナー、ブラッシュアップ相談会、専門家の派遣等を実施した。
開発された商品・サービスの試作品は、大坂ノ陣合戦祭り、家康楽市in浜松出世城2014秋の陣、第10回やらまいか交流会等の関連イベントに展示・出品し、モニター調査を実施する事で、商品・サービスのブラッシュアップを行った。
また、プロジェクト公式ホームページ(http://www.tosho-ieyasu.jp/)を開設する等、商品・サービスのPRコンテンツを制作した。

今後の展開

今年度、試作品として完成まで至らなかった商品・サービスや、完成した商品・サービスをブラッシュアップをする事で、プロジェクト全体の質の向上を図る。また、商談会を実施し、販路拡大を行う。
さらに、本年の「徳川家康公顕彰400年記念事業」と連携することで、単なる「ものづくりのまち」からソフト産業によるまちづくりのムーブメントの創出に繋げたい。最終的には、平成32年の浜松城入城450年までに、着地型観光商品の受け入れ体制整備を目指す。

活用した地域資源

浜松時代の若く格好良い徳川家康公/浜松に残る弱小大名から天下人の布石を打った天下取りの物語やエピソード/戦国オールスターといえるほど著名な武将の所縁が刻まれた、家康公の戦いの拠点だった浜松の史跡

メディア掲載事例・受賞履歴

  • 日本経済新聞 静岡経済 39面(平成26年10月15日)
  • NHK「ゆうどき」(平成26年12月16日)
  • 中日新聞東海本社版 年始特別号Dブロック「家康特集」8頁
  • 特集内 全5段カラー(平成27年1月1日)
  • 静岡新聞 朝刊 18面(平成27年1月1日)
  • 読売新聞 朝刊 地域 35面(平成27年1月3日)他多数

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浜松商工会議所

〒432-8501静岡県浜松市中区東伊場2-7-1

浜松商工会議所のオススメ

  • 浜松城

    浜松城

    浜松城は家康公が遠州攻略のために築いた城。駿府城に移るまでの17年間在城し、その後代々の譜代大名が居城したことから「出世城」とも呼ばれる。

  • 五社神社・諏訪神社

    五社神社・諏訪神社

    戦国時代初期の曳馬城(後の浜松城)主・久野越中守が城内に創建したのが始まりといわれる。後に家康公が浜松城主になり、天正7年(1579年)に三男長松(後の秀忠公)が誕生すると当社を産土神とし、現在地に社殿を建立して天正8年(1580年)7月に遷座、社領15石を寄進したとされる。

  • 浜松八幡宮

    浜松八幡宮

    浜松八幡宮には家康公が三方ヶ原の合戦で敗走したときに隠れたという巨大なクスの木、「雲立ちの楠」がある。「雲立ちの楠」は、県の天然記念物に指定されている。また、浜松城の鬼門に位置していたことから、戦勝祈願のために家康公が何度も参拝に訪れたと伝えられている。