このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

高鮮度な魚食メニューを立案

萩市で水揚げされる魚は、萩市近海で漁獲されるものが多く、鮮度が高く魚種も豊富だが、観光都市であるがゆえに、認知度が低い。そこで、この水産資源を観光に活かしていくために、昨年の調査事業で得られた成果をもとに、消費者ニーズが高かった魚種を中心とした魚食メニューを開発する。また、有名シェフとタイアップしたモニターツアーを実施し、観光商品開発に繋げていく。
今回、調査事業で浮き彫りとなった「消費者にいかに萩の魚を食べていただくか」という課題解決のため、昨年調査したブランド魚のデータをもとにパンフレットを作成してPRにつとめる他、都市部旅行会社・マスコミ訪問およびイベントへの参加等を行うことで、萩の魚の魅力を情報発信する。

アピールポイント

食と観光を結び付ける

平成27年大河ドラマ「花燃ゆ」の放送が決定し、萩市では、様々な観光事業が実施される。それにちなんで、ヒロイン「文」をイメージさせる料理として、萩産の魚介類を使った「ふみ御膳」「ふみ弁当」の開発をスタートした。
このメニューは、萩沖で水揚げされる250種の水産物の中から、女性をイメージさせる旬魚介を選び、地域の料理人が郷土料理手法など工夫を凝らして作るもの。「ふみ御膳」は、萩焼や萩ガラスと9マスの萩桐箱の器で、「ふみ弁当」は6マスの器で提供されることが決まっており、市内12店舗の飲食店や旅館が協力し、メニューが完成した。

今後の展開

次年度は、明治維新150年に向けたおもてなし食の研究・開発として、現在取り組んでいる「ふみ御膳」等の効果を検証し、150年に向けた次年度以降の食のおもてなし事業を研究・開発する。また、世界遺産登録による外国人来訪者の増加を見込み、「外国人向け食のおもてなし」を研究・開発する。さらに、新手法による萩のあまだい流通研究・開発として真空プロトン冷凍パックによる販路開拓を検討する。

活用した地域資源

萩のブランド魚(約250種)/萩焼/萩ガラス

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萩商工会議所

〒758-0047山口県萩市東田町19-4

萩商工会議所のオススメ

  • 松陰神社

    松陰神社

    明治23年に吉田松陰を祀って建てられた神社。御神体は松陰が終生愛用した赤間硯と父兄宛に書いた文書が遺言によって納められている。旧社殿は「松門神社」として、松陰の門人であった人々の霊を祀っている。
    学問の神として信仰が厚く、境内には、近代日本の原動力となった数多くの逸材を輩出した松下村塾や、松陰ゆかりの史跡などが点在。吉田松陰幽囚ノ旧宅も隣接している。

  • 道の駅萩しーまーと

    道の駅萩しーまーと

    道の駅萩しーまーとは、年間利用者数140万人を誇る人気の道の駅。 隣接する萩漁港で水揚げされる新鮮な海産物が人気で売上高は年間10億円に達する。漁協をはじめ、海産物店、精肉店、酒屋が集結して運営する、臨海の生鮮市場であり、漁港直営のため、流通コストはゼロ。しかも生産者直売で、新鮮・安全な旬の食材を安価に提供することができる。
    地元の方々や観光で萩に来られた皆様に、満足していただけるこだわりのある、郷土色豊かな商品を揃えており、お土産としても最適。

  • 大河ドラマ館

    大河ドラマ館

    平成27年大河ドラマ「花燃ゆ」のドラマ館として、「文と萩物語 花燃ゆ大河ドラマ館」が、平成27年1月〜平成28年1月まで、新たな観光スポットとして開館。