このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

主な事業内容

人口問題に起因する多様な地域課題はひとつのソリューションでは解決しえないが、商工会議所の創業支援事業と連携して課題解決に資するコミュニティビジネスを連続的に創出し、総合力をもって「住む人」「働く人」「訪れる人」にとってよりよい環境をつくり出すべく、コミュニティビジネスを生み出す仕組みのビジネスモデル化を図った。
当該モデルの肝はニーズとシーズの把握であるため、本事業では居住地による住民のGAP調査、創業可能物件の把握、全国各地で実践されているコミュニティビジネスのポイントなど情報収集に時間を割き、それら情報を一元化してコンサルティングする仕組みを検討した。

今後の展開

調査の結果、内発的な創業サイクルを能動的に回していくためには、多様な人材や情報が交錯する場づくりが重要であることが確認された。
今後は事業の担い手となることが期待される一般社団法人させぼラボを中心に行政・建築・不動産・法律関係者とのアライアンスを構築し、まずは人と情報が集う場づくりに取り掛かる。今年度調査によって集められたニーズとシーズ、刻々と変化する生きた情報をその「場」でマッチングしながら、中心市街地の環境改善につながるコミュニティビジネスを創出していくことが見込まれる。

  • まちなかコミュニティビジネス推進委員会
    まちなかコミュニティビジネス推進委員会
  • 活用した地域資源

    「日本一元気」と称される商店街を軸とした佐世保市中心市街地だが、高齢化や少子化の進展、居住地域の郊外化などに起因して居住人口は偏在し、それに伴って老老介護問題やリスクマネジメント能力の低下による犯罪被害の増大、移動困難性に伴う交流の途絶、子育て環境の悪化など多様な課題が溢出することが想定される。

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佐世保商工会議所

〒857-8577長崎県佐世保市湊町6-10