北は北海道から南は沖縄まで
全国各地の美味しい商品が集合

全国展開プロジェクトで開発された、手土産・お取り寄せの新定番や次のヒット商品になりそうな食品を集めて、2月28日(土)〜3月1日(日)の2日間、JPタワー・KITTE地下1階の東京シティアイパフォーマンスゾーンで期間限定ショップ「日本の味・再発見フェア」を開催した。

特設会場には、北は北海道から南は沖縄まで、地域色豊かな美味しい「食」の商品が集められた。小樽・美幌・恵庭・弘前・下諏訪・伊那・鹿沼・焼津・姫路・竹原・北九州・八代・浦添の13商工会議所ごとに展示販売が行われ、スイーツ、豚肉から作った醤油、黒りんご酢、味噌、カレーなど全17商品のテスト販売が行われた。

若いカップルからファミリー、年輩の方まで
まだ知られていない地域発の商品に興味津々

事務局によると、「今回の出展の目的は、お客様の意見や反応に直接触れ、商品のさらなる改良につなげていくことにある。試飲・試食を提供しながらお客様と会話をすること、商品の地域のことを知っていただき、その地域に興味を持ってもらいたい」。

会場には若いカップルから、ファミリー、年輩の方など様々。来場者は、まだ知られていない地域発の商品に興味津々で、販売を担当する商工会議所職員の説明に熱心に耳を傾けながら、試飲・試食を楽しんでいた。

ある年輩の女性は、豚肉を原料にした豚肉醤油『美幌豚醤』を試食したところ、肉醤という初めての味わいに惹かれて、商品を複数本購入していたのが印象的だった。

自分たちが“売れると思っている物”と
消費者に“売れる物”は違う

えびすかぼちゃを使ったスイーツを販売した恵庭商工会議所の田村知美氏は、「今回、新発売の『スイートポテト』(3個・950円)を持って参加した。価格的に一番手頃な『かりんとう饅頭』(4個・380円)が売れると思ったが、一番高い『プリン』(1個・340円)が売れているのが意外だった。

また、浦添商工会議所の仲座大輔氏は、「地元の男性に人気なのがゴーヤゼリーやくるみ黒糖だが、首都圏の男性には馴染みがないためか、違う商品を手にとってもらうことが多く、地元と首都圏での反応が大きく異なることに気づいた」とコメント。このように、自分たちが“売れると思っている物”と消費者に“売れる物”は違うということを実感していた様子だ。

さらにレジまわりでは、消費者にパッケージを改良した商品の意見を聞くアンケートボードを設置するなど、消費者の意見を吸収する場が最大限設けられていた。

地域では大消費地の首都圏をターゲットに商品開発を行うが、首都圏の消費者の声を聞くことができないため、首都圏のニーズに合わない商品を開発してしまうことも多い。今回のテスト販売のように、首都圏の消費者を向き合い、商品説明をしながら試飲試食を提供し、その意見を直接聞くことができる。こういう場は、首都圏ニーズに関する情報を収集する良い機会となったに違いない。

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