織物のまちが復活
繊維産業
付加価値向上プロジェクト

秩父銘仙の今風アレンジ商品

　昨年に引き続き、2回目の出展です。昨年は秩父銘仙の試作品を展示しましたが、その後１年かけ、より具体的に仕上がった復刻銘仙柄浴衣や秩父銘仙復刻柄日傘を展示しています。復刻デザインなどは、女性デザイナーに依頼し、色遣いや雰囲気を現代風にアレンジ。今後、ここから派生する商品展開も考えています。

　秩父夜祭など、祭りの文化もある場所ですので、女性の柄である浴衣や藍染めを使った祭り半纏も初出品しました。これら伝統品を実は20代、30代の人たちにはあまり知られていないので、プロモーションにはアニメも使い、展開しています。

　いまも実際に着物を作っており、このような新たな開発は、その入口にたどり着くための商品と言っていいと思います。今後は日常的に使える商品のバリエーションを揃えていけるといいですね。これらのプロジェクトを通じて、秩父という土地を知って頂き、訪れて頂ければと思います。

秩父銘仙復刻柄日傘