全国一位のかまぼこの生産量を誇る宮城県塩釜市。塩釜商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【～海・食・人が活きるまち 塩釜・みなとの物語～塩釜・みなとブランド構築プロジェクト】を実施。
概要・活動内容
「元気・新鮮・おいしい食」をコンセプトに「塩釜みなとブランド」の新商品を開発。ホンダワラ（海藻）を利用してできる、ミネラル豊富でまろやかな藻塩を使い「塩竈の藻塩」「塩竈きらら」（サメの軟骨の酢の物）、「のりのりブッセ」（塩竈産の塩でつくる塩ブッセ）、「しおがまジェラート」などの試作品が完成。これら塩釜ならではの塩メニューは、どれもクセになるおいしさだ。
その他の活動
新商品開発の集大成として、市長や市議会議員など国・県関係者を集め、お披露目を兼ねた試食会が開催された。また、新商品として開発した12品を毎年2度開催されるイベント「塩竈の醍醐味」や、東京ビッグサイトで2月に開催されたギフトショー「feel NIPPON」に出展し、販路の全国拡大を進めている。
担当者からの一言
「商品開発のため、塩釜の地名の由来でもある塩作りから始めました。今回の塩作りは、市内の御釜（おかま）神社に古来より伝わる製塩の神事「藻塩焼」にならいました。海水400Lを塩釜沖で採取し、ホンダワラを通して2日間かけて煮詰めて作る藻塩。新たな特産品として開発した商品とともに、塩釜を全国にPRしていきたいと思います」（担当：阿部正幸さん）
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塩釜商工会議所
〒985-0016宮城県塩釜市港町１丁目６－２０