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海の資源に富む宮城県塩釜市。塩釜商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【~塩・海 あらたな船出~ しおがまルネッサンス 塩釜資源活性化推進プロジェクト】を実施。

概要・活動内容

人口の高齢化や過疎化が進む浦戸諸島の地域活性化を目的に、「塩と海」の活用をテーマとした観光コースの開発と特産品の開発を行った。観光コースの開発では、浦戸諸島に残る縄文時代の貝塚や歴史的な旧跡などを巡る「ノルディックウォーキング・海遊コース」を企画。桂島、野々島、寒風沢島の3島間を船で渡り、砲台跡などの史跡や神社、野仏(のぼとけ)といった名所を巡るコースが完成した。一方、特産品の開発では、地元酒蔵の酒粕を使ったジェラート「しおがまジェラー酒」や海藻のアカモクの焼き菓子「藻華(もか)レーヌ」などの加工食品と、アクセサリーなどを試作した。

プロジェクトにおける特筆点

浦戸諸島には食堂などがなく、昼食を食べられる場所がなかった。そこで島の民宿の協力により、「ノルディックウォーキング・海遊コース」に合わせた昼食メニューを開発。浦戸諸島のアナゴを使った3種の「浦戸丼(カツ丼風・天丼風・蒲焼き風)」と、魚介類を使った「浦戸御膳」が完成した。これらは桂島の5カ所の民宿で提供される予定だ。

担当者からの一言

浦戸諸島の自然と歴史を歩いて体験できる「ノルディックウォーキング・海遊モデルコース」は、車の通行もほとんどないなかで、離島ならではの自然豊かな風景を眺めながらウォーキングできるコースです。目の前で獲れた新鮮な海の食材をふんだんに使った食事や、渡船に乗って島の移動をするなど、たくさんの特別な体験ができます。「塩釜ジェラー酒」など開発した特産品も自慢の逸品です。ぜひ一度、塩釜の旅と食を楽しんでください。

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塩釜商工会議所

〒985-0016宮城県塩釜市港町1丁目6-20