このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

紅葉の名所として竜仙峡が知られる北海道栗山町。栗山商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【美酒・美食 心酔わせる くりやま暮らし体験移住プロジェクト】を実施。

概要・活動内容

ゴルフ場や温泉施設を複数有し、国蝶オオムラサキの日本生息北東限地域でもある栗山町。平成13年度をピークに観光客は減少傾向。そこで、長期滞在、ひいては移住への可能性も視野に入れた観光開発を行った。本事業では、商工会議所や役場、栗山町グリーン・ツーリズム推進協議会などが連携。観光関連事業者の協力も得て、モニターツアーを実施した。目玉は、冬のツアーに盛り込んだ道内最古の造り酒屋のモロミ(酒粕)を使用した吟醸酒風呂「モロミ湯」。そのほか、栗山町の魅力を全国にPRするためのツールとしてショートフィルム映像を制作。道内外のアンテナショップやイベントなどでのプロモーションに活用した。

プロジェクトにおける特筆点

秋と冬に道外在住者を対象にした「くりやま・魅力暮らし体験モニターツアー」を実施。第1弾となる秋には、観光名所の紹介とともに「シイタケ採り体験」や「農業体験」を行った。冬の第2弾では、「越冬野菜掘り体験」や、通常なら蔵人(くろうど)しか味わえない幻の「泡汁(あわじる)」の試食会、「モロミ湯」体験などを盛り込み、それぞれアンケート調査も実施した。

担当者からの一言

モニターツアーは道外在住者を対象に募集をしたので、周知の方法に苦労しました。インターネットでの告知もしましたが、今回参加されたほとんどの方が口コミやラジオを聞いて申込みをされたという事実には驚きました。栗山町ではモニターツアーの他にも、一定期間だけ栗山暮らしを体験できる場を提供する「くりやま暮らし体験ハウス」も整備しています。ぜひ一度お越しいただき、北の大地を感じる栗山の暮らしを味わってください。

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栗山商工会議所

〒069-1511北海道夕張郡栗山町中央2-1くりやまカルチャープラザ「Eki」内