23年度
調査研究事業

県産木を活用した「クラフト体験ツアー」と着地型観光開発

里山の木と豊かな自然を利活用した着地型観光開発

厚木の丹沢地域の山林の荒廃をビジネス手法で解決するため、県産木販路開拓と販売の相乗効果を生み出す着地観光型商品の開発に取り組む。中長期的には都心在住者に「手軽に木工を楽しむ」体験型ツーリズムとして定着させ、地域の温泉郷と連携した観光コンテンツの柱に育てる。

豊かな里山で採れるスギやヒノキ 豊かな里山で採れるスギやヒノキ

「手軽に木工を楽しむ」体験型ツーリズムを定着させる 「手軽に木工を楽しむ」体験型ツーリズムを定着させる

概要・活動内容

林業に再び注目し、新たな資源発掘を目指す

北西部の丘陵地を中心として、里山が広く分布している厚木市。商工会議所では、平成21年度に七沢地域で行った「かぼす」の全国展開プロジェクトを通じて、里山が抱える様々な課題と生活スタイルを把握。その中から、里山へ下りてくる小動物が耕作地へ被害を及ぼすプロセスと、里山が人と自然の調和からくる貴重な資源であることを知り、この課題についてビジネスプロセスを持ちこむことにより解決できないかと検討を開始。
50年の伐期を迎えた県産スギ・ヒノキを利活用し、里山の健全なサイクルを取り戻すため、住宅材として価格競争力を失ったこれらの森林に「観光資源」とした付加価値を与えられるかをテーマに調査を進めた。

里山が抱える課題と生活スタイルを把握する 里山が抱える課題と生活スタイルを把握する

工夫した点・アピールポイント

豊かな里山を生かした「通い型観光」を提案

元々林業で栄えた地域であるため、高齢化した大工・宮大工をサービス業へシフトするための取り組みや、クラフト工房として活用できる可能性のある施設の掘り起こしに注力した。また、林業の衰退により、荒廃が進んだ森林を利活用する一つの解として、首都圏からわずか90分の地であることを活かした「通い型の観光」の開発を目指している。
アンケート調査では、宮大工の作った「総桐箪笥」をもとに、クラフトツアーのニーズを調査。非常に高い評価を得た反面、桐の価値を知る・知らないで回答にバラツキがあり、今後もターゲットの絞り込みに、調査を進める必要性を感じている。

今後の展開・未来像

さらに観光資源の柱となる事業を目指す

調査事業に全面的な協力を得た里山再生を目指す地元のNPOが、引き続き事業を行う。七沢の観光協会や温泉郷の旅館組合などの協力を得ながら、着地型ツアーのPRや受発注の仕組み構築を進める一方、七沢地域から事業主体となる企業の参画とクラフト講師陣の強化を図り、地域の観光資源の柱となる事業を目指して活動する。

活用した地域資源

ヒノキ、スギ

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