東京国際家具見本市を一新した展示会にfeel NIPPONブース出展
東京国際家具見本市(IFFT)を前身とする国際インテリア見本市「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」が11月20日(水)から3日間、東京ビッグサイト南展示棟で開催され、15か国352社(国内259社、海外93社)が出展。
世界各国から16,000人余りが来場し、大盛況の内に閉会した。
今回feel NIPPONは、運営に新ディレクターをむかえ「技のヒット甲子園」としてブースを出展。11商工会議所の中から18事業者が参加した。
パワーアップする「技のヒット甲子園」
「技のヒット甲子園」は2014年に日経BP社が地域力活用新事業創出支援事業を受託したことから生まれたfeel NIPPONと「日経トレンディ」「日経クロストレンド」などとのコラボイベント。
地方の伝統的な素材や技を活かし、新たなアイデアを盛り込んだ工芸品の商品化、販路開拓・拡大を目的としたもので、今回出品した商品は「技のヒット甲子園」のエントリー商品。
「技のヒット甲子園」では、バイヤーやセレクトショップの経営者・コンサルタントで構成された専門委員によるアドバイスや、来場者や買い物客の反応を基に、商品をブラッシュアップして地方発のヒット商品を育てていく。
▼「技のヒット甲子園」特設サイトではブラッシュアップの様子をレポートしている
https://project.nikkeibp.co.jp/feelnippon/
販路開拓や情報収集に直結する展示会
今回のIFFTでの出展は、商工会議所と事業者が開発に取り組んできた商品を、バイヤーなどの専門家に対して直接アピールし、販路拡大につなげる絶好の機会となった。
初めて参加した事業者は「店舗を持っていないため販路の開拓が目的で出展したが、さまざまな提案をいただいた」と語り、様々な展示会に単独出展した経験があるという事業者は「情報の発信と収集のために参加したが、自社単独の場合と違う商談のきっかけがつくれた」と、出展の効果を語っていた。
IFFTは事業者中心のBtoB展示会であるため、展示商品を活用した新商品の開発に発展するケースがあったという。
展示会後は、会期中に出会った事業者と個別の商談を行い、取引先の開拓を継続して進めることとなる。