世界初、300曲演奏の
ハイブリッド型オルゴール
「PRIMOTONE」
「オルゴールの諏訪」復活に向けてオンリーワンのものづくりに挑戦
諏訪地域は製糸業から精密業へと発展し、時計やカメラ、オルゴールなどが盛んに製造されました。特にオルゴールは、最盛期で世界シェアの90%を生産していた時期もありましたが、現在では30%に留まっています。
「オルゴールの諏訪」復活に向け、下諏訪商工会議所では、平成21年度の『地域資源∞全国展開プロジェクト』をきっかけに、さまざまなオルゴールづくりの試みを続けています。今回出展した「PRIMOTONE」「シャボン玉オルゴール」「和紙BAGオルゴール」は、その代表的な商品。「PRIMOTONE」は、SDカード内蔵で300曲の音楽が再生できます。従来のオルゴールで演奏できるのは多くて3曲ですが、この商品は世界初のデジタル音源をアナログで再生する仕組みで、理論的には何曲でも演奏が可能。富裕層向けのコレクションとして、あるいはホテルの装飾などの業務用として市場の反響も上々です。
「シャボン玉オルゴール」は、オルゴールの動力でふいごを持ちあげ、シャボン玉を飛ばす“癒し”の商品。デザイン面などの工夫でさらに魅力的なものになると考えています。
ほかにも優れた技術を持った職人を誘致し、創業支援する中から生まれたパソコン用小型スピーカー「CuBe」など、これからも下諏訪発のオンリーワンを発信し続けていきます。
今やオルゴールもデジタル化。日々新しいオルゴールが生み出されています
外国人観光客にも人気の和柄バッグ入りオルゴール
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