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日本商工会議所は11月25日~27日の3日間、家具・インテリアなどのライフスタイル商品が集まる国際見本市「IFFT/インテリア ライフ リビング」に技のヒット甲子園を出展、12商工会議所から約200点の地方発ヒット商品が展示された。

日本全国の伝統の技を生かした商品を
木造ブースが美しく演出

技のヒット甲子園のブースを訪れてまず眼に入るのはその展示ブースだ。鹿沼商工会議所のハイブリットオフィス空間システムWOOD INFILLを使用し、美しい木造の展示ブースを構成し、桐生商工会議所の糸巻きシェードペンダントライトがやさしい光で和の空間を演出。多くの来場者をブースへ誘導していた。

ブラッシュアップされた商品や
新規エントリー商品が出展

燕商工会議所からは9月の「技のヒット甲子園@2k540 AKI-OKA ARTIZAN」出展後に開発された、アイスクリームスプーンの新色やバターナイフが展示された。また、龍野商工会議所の革小物や鯖江商工会議所のギフトに特化したメガネやルーペなど、新たにエントリーされた商品も展示された。

国内・国外からニーズの高まる日本発商品

IFFT/インテリア ライフスタイル リビング事務局広報担当者から話を聞くと「近年、近代化した日本社会におけるアイデンティティーとして日本的なものが求められている。若い世代には価格的にも手に取りやすい小物が人気を集めており、家具や高価な商品は団塊の世代に引き合いが高い」と語った。また、昨今はアジア圏からの来場者も多く、日本の伝統的な技術を生かした商品は、海外からも高い注目を集めているとのことだった。

ブースに立つ各地の商工会議所の担当者や事業者からは「多くの来場者の意見を聞くことができ、かつ、バイヤーとの商談や商品の成約もあり、とても参考になった」と好意的な意見が寄せられた。また来場者の声を参考に「商品のブラッシュアップや、新商品開発を通して、ヒット商品を作りたい」と話す事業者もいた。