岡谷絹製品
岡谷商工会議所- 20年度
商品概要
岡谷絹のメイン素材である「あし絹糸」は、平滑で煌びやかな現代風シルクとは異なります。手引きによって繰糸するため繊度にむらがあり、糸の太さが均一でないため機械織りができず全て手織り機で織りあげます。その結果、生まれる特長が、優しい手触りと柔らかな風合いです。岡谷市は20世紀初頭には生糸の全国生産量の25%を占め、欧米へも輸出、生糸の都「シルク岡谷」として世界にその名を馳せていました。その製糸技術は、現在も岡谷の地に受け継がれており、様々な『岡谷絹』製品が織られています。
商品内容
岡谷絹製品
原材料:シルク
その他:経糸(たていと)、緯糸(よこいと)にあし絹糸を使った諸あし絹の製品には、究極の機織技術が必要とされます。ここには岡谷絹の持つ優しさ、風合い、落ち着いた美しさが表現されます。繭から糸
を取り、染色、機織とすべてがハンドメイドであり、岡谷にしかできない高品質な絹織物製品の逸品といえます。ハンドメイドだからこそできる様々な商品や色合いも特徴のひとつです。
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希望の供給体制
注文販売
商品アピール
日本を代表するテキスタイルデザイナー宮坂博文氏が、製品開発、デザイ ン、技術指導に当たり、工房内の織手のスタッフも一致協力する中で、これ までの観光土産品の領域から出て、海外にも目を向けた売れる製品作り に着手しました。ハンドメイドの生産工程を積極的にPRし、安価な中国産 シルクとの差別化を図っています。
バイヤー様に求めるパートナー関係
希望の取引先:百貨店
希望の取引関係:商品化協力(共同開発)、販路拡大
試食、詳細ご説明の対応
詳細は下記お問合せ先までご連絡ください
プロフェッショナルeye
諏訪湖に面した岡谷市は日本を代表する精密産業の集積地。しかしそのルーツは明治期に導入された製糸業にある。諏訪式座繰機など多くの新技術を開発・実用化し、20世紀の初めには「岡谷シルク」として世界的に有名になった。しかし他の産地同様にライフスタイルの変化や低価格の輸入品の攻勢で生糸の生産量は激減してしまった。その伝統を残そうと上繭から手引きした生糸である「?絹」(あしぎぬ)を使い、機械式では得られない独特の風いを持った製品が人気だ。ネクタイやストールなどの衣料品からテーブルマットやクロスなど家庭用品まで形態もデザインも様々。「岡谷シルク」の伝統をいつでも楽しめるというわけだ。