地元産イチゴの一次加工品でその用途を模索
農商工連携を進める目的で、北海道の網走産イチゴを使った商品開発を進めている。一次加工品として、まずはイチゴのパウダーとペーストを開発した。さらに今回、これらイチゴの一次加工品使い、今後どのような商品を作っていくべきか、その答えを求めてイベントに参加。パウダーを練り込んだジェラード「あばしり愛す」と、ペーストを粒状にした加工品「ダイス」、細長い板状にした「スティック」を来場者に試食してもらい、使い道のアイデアを募った。
「昨年のプロジェクトで誕生したジェラード『あばしり愛す』のイチゴ味です。北海道牛乳とイチゴのおいしさが魅力です。今回、会場での試食でいただいた意見をもとに、イチゴのさわやかな風味や鮮やかな赤色を際立たせるなどの改良を加え、来年2月のギフトショーへの出品を目指します」
網走商工会議所 佐藤進介さん
使い方によってはお菓子以外の用途もありそう
「スイーツに限らず、紅茶に入れたり、薄く伸ばした状態のもので野菜を巻いてみたりしてもおもしろいかもしれません。いろいろな形状を利用した予想外な組み合わせにより、新しい味が発見できるのでは?」
商社 千葉明則さん