長野県・飯田商工会議所
「発酵のまち」飯田が新しい朝食スタイルを提案
漬物や味噌が名産品で「発酵食品のまち」として知られる飯田市。そこで飯田商工会議所は、野沢菜や味噌汁といった“ご飯に合う”発酵食品・料理を生かして、「朝食」をテーマにした独自の新しいライフスタイルの普及活動、南信州版朝食ライフスタイル提案型観光モデルを開発している。また特産品を使った「食」のPRの一環として、古くから地域の家庭料理の定番となっている「ねぎだれ」にも注目し、ほかにも生姜エキスや高野豆腐、きのこご飯の素などの加工食品を展開する。
「『ねぎだれ』は、醤油に刻みねぎを加えて味付けしたシンプルなものなので、飯田では、万能な調味料として様々な家庭料理に使われています。おでんをはじめ、唐揚げやフライ、とんかつ、冷奴などにもピッタリです。飯田が誇る家庭の味を全国のみなさんにぜひ知っていただきたいです」
国産株式会社 代表取締役 影山恭英さん
伝統料理をぜひ海外に
「スパイスを中心とする食材を海外に紹介する仕事をしているのですが、肉料理中心の欧米に、肉以外のタンパク源として、『粉豆腐』を使って作る豆腐料理を紹介してみたいと思いました」
クッキングアドバイザー 半田茶子さん