オルゴールの可能性を感させる
約20の試作品試作品を出展
約20の試作品試作品を出展
諏訪では戦後60年以上に渡りオルゴールが作られており、最盛期にはメカ部分で世界シェアの90%以上を誇った。そうした過去の実績を背景に、諏訪湖オルゴール博物館『奏鳴館(そうめいかん)』を中心にして、世界に1つしかないオルゴールの開発に取り組んでいる。オルゴール音体感BOXや102連オルゴールなど、オルゴールの新たな可能性を開拓し、地域の連携により製品化するため、約20の試作品を出展する。オルゴールの仕組みを紹介したパネル展示や、職人による組み立て実演などを行い、来場者から広く意見を募って今後の製品化を検討する。
『80弁音体感BOX』『18弁102連オルゴール』『80弁ストリートオルガン型手回しオルゴール』『メカニカルからくりオルゴールシャボン玉ユニット』『オルゴールギフト(3種類)』など※出展品目は変更となる場合あり
諏訪湖オルゴール博物館
山﨑克弘(やまざきかつひろ)さん
「試作品をぜひとも“観て”“聴いて”“触って”体感していただきたいです。オルゴール制作としては短い期間だったため、今はまだ機能を形にした段階です。これからデザインや商品としての使い勝手など、お客様の声を反映して、より良いものに仕上げていきます。そのほか、大型のものは当館の出張オルゴール作り体験や物販とも絡めたイベントへの貸出ほか、商品の開発だけに限らない様々な展開を検討しています」