お土産用としての開発が功を奏し
新しいタイプのロールケーキを開拓
新しいタイプのロールケーキを開拓
津山地域で平成19年から小麦を栽培しており、津山商工会議所では、これを生かしたロールケーキの開発に取り組んでいる。生地を100%津山産小麦とすることで、安全・安心の商品を目指し、市内の菓子店など7社が試作品を完成させた。地元産の旬のフルーツや野菜なども活用したロールケーキは、主に土産用として開発されたため、賞味期限が長めの1週間程度という条件もあった。生クリームを使えないというこの制約が逆に功を奏し、各店オリジナルのクリームを開発するなど、特徴あるものに仕上がっている。展示会では全7品の試食を行う。
市内の菓子店など7社が出展する7種の『津山ロール(津山産小麦100%使用のロールケーキ)』『つやま夢みのりギフトセット(贅沢パーティーセット、とり味噌ちゃんこセット、地どり水炊きセットほか)』など※出展品目は変更となる場合あり
つやま新産業創出機構
正躰博之(しょうたいひろゆき)さん
「日持ちするお土産用の商品にするため、生クリームは使っていません。それでも生クリーム入りのケーキに負けない味にするため、小麦粉のおいしさを最大限に引き出す工夫が詰まっています。各店オリジナルのバタークリームや小倉あんのクリームを使い、それらにマッチするイチゴや黒豆などの地元産の素材を、季節ごとにアレンジして使用しています。津山はB級グルメの『ホルモンうどん』がブレイク中ですが、スイーツの町としても盛り上げていきます!」