桐生商工会議所
ノコギリ屋根工場のあるまち
桐生の新しい風景
桐生商工会議所
宮崎稔広さん
- ノコギリ屋根
- マスコットのキノピー
- ノコリギ屋根ロールケーキ
古き良きを守る街を巡る
桐生市で数多く見られる特徴的なノコギリ屋根の工場は、これまで、繊維製品の工場という紹介をされてきました。今回は、織物以外の使い方をされているノコギリ屋根の工場を紹介しています。それが、「ノコギリ屋根の新しい風景」です。
繊維業ではなく、和菓子やケーキ、パン屋さん、他にもアトリエとしても使われている事例を紹介しています。その一方で、桐生市は環境町づくりにも取り組んでいます。脱温暖化プロジェクトで地元・群馬大学工学部などと、産学官の連携で低速電動バスや「キコポット」という環境に配慮した栽培機を開発しています。
実は、そのエコの中心にもノコギリ屋根が存在しています。バスの発着場、車庫もノコギリ屋根をかたどっているのです。現在、空いている工場もあるので、新しい活用のためのマッチングも勧めています。ノコギリ屋根工場は天井が高く、採光も十分で、丈夫な造りにもなっています。東日本大震災では、震度6弱の地震が桐生市を襲いましたが、倒壊したノコギリ屋根の建物はありませんでした。
こうして古いものを守ると同時に、新しい町も生み出しています。観光としても、新たな産業観光ルートを検討してみたいです。
ノコギリ屋根
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マスコットのキノピー
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ノコリギ屋根ロールケーキ