匠の技を活かした
商店街観光
パソコン用小型スピーカー

オルゴールの奏を観光地で楽しむ

　地方のどこにでもある商店街が「観光資源として何を目立たせられるか」という考え、プロジェクトが始まりました。地元NPO法人が空き店舗対策をしており、商工会議所もご協力させて頂いたのですが、ほぼ空き店舗は無くなりました。なんとウェイティングリストもあるほどです。

　もともと諏訪大社という“Sクラス”級の観光資源が近くにあるのにも関わらず、幹線道路に遮られる形で、そこに商店街あるかどうかも分からない状態でした。ただ歩いてもらうだけなら、普通の商店街と変わりません。しかし、それをガイドが案内することによって、地元民が知る特徴的な店を紹介し、観光客の購買意欲を刺激することができています。

　また、オルゴールを作る三協精機の本社もあり、オルゴール博物館で美しい調べに包まれることも魅力あるコンテンツだと考えています。もちろん、そのためには入居店舗にも技術力と商品力があることが大切ですが、アイデアをベースに、実際にモノ作りをするためのサポートセンターも用意しています。地元のコミュニティーに溶け込み、一緒に暮らしてもらう感覚が必要です。匠の技を見せるための観光、それは技と旅のハイブリッドということでしょうか。

オルゴール音体感ＢＯＸ