静岡商工会議所
家康公が築いたブランドを取戻す『余ハ此處ニ居ル(ヨハココニヲル)』プロジェクト
静岡商工会議所
旗持富美則さん
- 家康公のとろろ汁
- 男の静岡茶「家康」
- 女の静岡茶「まちこ」
家康ブランド「余ハ此處二居ル」
静岡市は徳川家康公ゆかりの地でもあり、市内の久能山東照宮が真の墓所であるともいわれています。そんな家康公が築いた駿府ブランドを復活させるため、「余ハ此處二居ル(よはここにおる)」をスローガンに掲げ、食と旅を軸にしたプロジェクトを展開しています。
平穏な時代が長く続くことを意味し、家康公は長寿であったことから“無事長久”をコンセプトに、健康や食品の安全性について追求した商品を揃えました。
プロジェクトで生まれたのは全17品目。今回は家康公が食したとされるとろろ汁、「家康」「まちこ」と名付けられた静岡茶、手打ちそばなどを展示しています。
とろろ汁には静岡在来の麻機蓮根を使い、当時の味を再現しつつ、滋養強壮に良いとされるとろろと蓮根で健康にも気を配っています。また、家康公が江戸に伝えたそばは静岡市(駿府)が発祥ではないかとの話もあり、そばにも在来種を使用しています。焼き畑を使った自然農法で育ったそばは香りが強く、強い個性を感じられます。
これらの昔ながらの味など、家康公の愛した駿府の食をブランドとして、今後も事業展開していく予定です。2015年には家康公没後400年にあたり、記念事業に参加していますので、さらに静岡市を盛り上げていければと思います。
家康公のとろろ汁
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男の静岡茶「家康」
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女の静岡茶「まちこ」
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各駅停茶