feel NIPPON 春 2018 開催レポート

共同展示商談会
「feel NIPPON春2018」開催

日本商工会議所は東京ビッグサイトで2月7日(水)~9日(金)の3日間、国内最大級のギフト商品見本市「第85回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2018」、および、食卓をテーマにした総合見本市「第23回グルメ&ダイニングスタイルショー春2018」において、共同展示商談会「feel NIPPON春2018」を開催した。

2万7000人が来場、テストマーケティングや商談が活発に行われる

複数の展示会が共同開催された今回の催しは、総展示者数3,307社に達し、全日程合計で国内外から35万4,174人が来場。feel NIPPONブースが置かれたグルメ&ダイニングスタイルショーだけでも3日間で2万7,317人が訪れた。共同展示商談会には、全国22府県から42商工会議所が参加し、地域の特色をいかした食品、用品、旅行企画などを展示。新商品のテストマーケティングや地域情報の発信、商談などが活発に行われた。

事業を通じた1年間の成果を試す機会

今回の共同展示商談会は、各地商工会議所が年間を通じて行った商品開発や販路開拓などの総仕上げとしての位置付け。商品に改良を加え、見せ方やパッケージの工夫、提案方法など試行錯誤を重ねた1年間の成果を、プロのバイヤーを含む多くの来場者に紹介し、意見を聞いたり、商談をしたりして、実売へ向けた最終ステップの機会として活用するもの。

縦長のブース設計としたことで回遊性が増し多くの来場者が足をとめた

前回に続いて商工会議所の出展商品が受賞

日本商工会議所として同展示会に出展するのは、本年で11年目。知名度も向上し、毎年、feel NIPPONブースを目当てに訪れるリピーターも増えるなど、注目が高まっている。その中で、岡山商工会議所の出展した「ブルーベリーと完熟梅のジュース」が、グルメ&ライフスタイルショーの新商品コンテスト(ビバレッジ部門)で大賞を受賞した。商工会議所の出展商品の受賞は前回に続いて2回目。事業を継続していることで、商品そのものや見せ方などあらゆる面での完成度が年々高まっていることと、コンテストに投票するプロのバイヤーの間で、feel NIPPONブースの認知が広まっていることを表している。

毎年ブースを訪れる常連も増え、feel NIPPONブースの認知度の高まりを実感
新商品コンテスト大賞「ブルーベリーと完熟梅のジュース」

年々大きくなるfeel NIPPONブースの反響

回を重ねるごとに、国産で、地域の特色ある商品を求めるニーズが年々高まっていることが実感できる。初出展の事業者の担当者は、「上代設定や容量、キット数など商品設計の方向性を探るのが今回の主な目的で、いろいろな意見が聞ければいいと期待していたが、結果は想定以上。思っていたより具体的なアドバイスがたくさん聞けて、新たな可能性も見えてきた」と、出展の効果を実感した様子。また、同じく初出展という別の事業者は、「試食アンケート300件を目標にしていたら、初日で達成してしまい、お土産用に確保していた商品を急遽試食用にまわした。こんなに反響が大きいとは予想していなかった」と、驚いていた。

用意していた試食商品やアンケート用紙が尽きてしまうほどの反響

新たな交流や情報収集の機会として活用

展示会への出展は、地元では出会えない人たちとの交流、同業者や他地域の取り組みを知る機会ともなる。普段、地域の産業フェアを利用することが多いという商工会議所の担当者は、「地元では来場者もだいたい決まってしまうが、国際的な見本市になると規模が違う。バイヤーだけではなく、小売業を経営しているトップの方や、商品をプロデュースする立場の人などあらゆる人たちがいて、自分たちが期待していた以上の話が聞けた」と話していた。また、継続出展している事業者は、「展示会にくると、私たちより知名度も実績もある事業者のみなさんが、私たちより努力していることを実感する。とても参考になるし、もっと努力しなければと刺激になる」という。

今回の展示会では商談が精力的に行われ、各ブースでの商談は合計で約800件にのぼった。参加商工会議所は、今回の成果を受けて、出展事業者とともに1つでも多くの商品が採用されるようにバイヤーへアプローチしていく。