feel NIPPON 春 2019 開催レポート feel NIPPON 春 2019 開催レポート

共同展示商談会
「feel NIPPON春2019」開催

日本商工会議所は東京ビッグサイトで2月12日(火)~15日(金)の4日間、国内最大級のギフト商品見本市「第87回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2019」、および、食卓をテーマにした総合見本市「第25回グルメ&ダイニングスタイルショー春2019」において、共同展示商談会「feel NIPPON春2019」を開催した。

全国から50の商工会議所が参加。情報発信や商談が活発に行われた
全国から50の商工会議所が参加。情報発信や商談が活発に行われた

4日間で2万5千人の来場者集める

8つのカテゴリーと49のフェアによる共同開催となった今回の催しは、総展示者数が約4000社に達し、全日程合計で国内外から約40万人が来場。feel NIPPONブースが置かれたグルメ&ダイニングスタイルショーだけでも4日間で2万5千人が訪れた。中でも、日本商工会議所と地域商工会議所による共同展示商談会には、全国都道府県から50商工会議所が参加し、地域の特色をいかした食品、工芸品、旅行企画などを展示。多くの来場者を集め、新商品のテストマーケティングや地域情報の発信、商談などが活発に行われた。

1年かけて練り上げた事業の成果を出す

今回の共同展示商談会は、各地域商工会議所が年間を通じて行ってきた、商品開発や販路開拓など新事業創出と販路開拓に向けた取り組みの総仕上げとしての位置付け。食、技、旅、地域コミュニティの4分野において、それぞれの専門家のアドバイスの下、研修やテストマーケティングなどの機会を経て商品に改良を加え、見せ方やパッケージの工夫、提案方法など試行錯誤を重ねた。その1年間の成果を、プロのバイヤーを含む多くの来場者に紹介し、意見を聞いたり、商談をしたりして、販路拡大へ向けた最終ステップの機会として活用するもの。

共同展示の認知度・関心は年々高まっている

日本商工会議所として同展示会に出展するのは、本年で13回目。出展を重ねることで、来場者の間にもfeel NIPPONブースの認知が高まり、毎回訪れるリピーターも増えている。続けて出展している事業者の中には「毎年、『今年はどんな商品を持ってきました?』と訪ねてくれる方が少しずつ増えている。そうすると、こちらとしても、もっといろいろ見てもらいたくなり、既存商品のブラッシュアップだけでなく、シリーズ品や新たな派生商品の展開など工夫の意欲が湧いてくる」という。地域の特色ある、国産の商品を求めるニーズが年々高まっていることも、feel NIPPONブースへの関心が集まっている背景になっている。

外国の方の関心も高い
外国の方の関心も高い

初めてでも繰り返しの参加でも成果につながる

出展を繰り返すことで、事業者自身の商品内容や提案方法がブラッシュアップされていくのに加え、feel NIPPONブース全体としてノウハウが蓄積され、初参加の事業者から連続参加の事業者まで、事業のステージや状況に応じた展開も可能になってきた。今年で2回目の出展になるという事業者は、「昨年は自分たちのやってきたことがどこまで通用するのかを試すチャレンジの側面が強かったが、それでも数件の契約が決まった。今年は昨年の知見を活かし、自分たちの描くターゲットにより近い販路に絞って売り込んでいこうと計画している」という。

展示会に参加するだけでも意義がある

展示会への出展は、地元では出会えない人たちと交流ができ、他地域の同業者の取り組みなどの幅広い情報を得る機会ともなる。ある事業者は、「各地域の商工会議所どうしの横のつながりができるし、さらに、まったく無関係だった他ブースの人たちと知り合うチャンスが意外に多い。実際、出展者どうしで話が盛り上がり、新たな事業プランができそうだ」と、意外なところで出展の効果ができたようだった。またある事業者は、「展示会は、他の出展者のレベルの高い取り組みに触発され、来場者から指摘されて自分たちの盲点に気づくことが出来るまたとない機会であり、ここにくるだけで意義がある」と語っていた。

参加商工会議所と事業者は、今回の出展でつながった来場者に対して具体的な商談を進め、新事業の創出と販路拡大という次の段階へ事業を進めていく。

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