昨年、大ヒットを記録したNHK連続テレビ小説『あまちゃん』。この効果で、久慈には通常の約1.8倍もの観光客が訪れた。
ドラマが終わってちょうど1年が経つが、観光客の数は比較的維持できているものの、いつまで続くか分からない。どうにかして、観光客を維持していくことはできないのか。
そこで久慈商工会議所（岩手県）では、あまちゃんで有名になったロケ地に加えて、「琥珀」や郷土料理「まめぶ汁」等を資源に活用した観光商品の開発を進めている。特に今年の4月に全線開通した『三陸鉄道』や、素潜り漁の見学ツアーは観光客に大変な人気である。
観光客の方には、こうした久慈の様々な観光資源を自由に選んで楽しんでほしい。そして旅行会社には久慈オリジナルのツアー企画を組み合わせて、旅行商品を作ってほしいそうだ。
首都圏からの交通アクセスは良いとは言えないが、そこを利点に滞在型の観光を推進することで、『あまちゃん』の聖地を堪能できる商品開発を進めていきたいと考えている。
- ★「あまちゃん」の世界を徹底体験
- ★甘くてしょっぱい？あの「まめぶ汁」をはじめとする郷土料理を堪能
- ★地元の人間ならではの観光ガイドとおもてなし
「あまちゃん」の世界を追体験
昨年、大きな話題を呼んだテレビドラマ「あまちゃん」のロケ地である岩手県久慈市では、現在、新たな旅行商品の開発を進めています。
今年、震災被害からの全線復旧を果たした「三陸鉄道」や、伝統の素潜り漁を披露する「北限の海女」、作品に登場し、一躍脚光を浴びたご当地グルメ「久慈まめぶ汁」等、「あまちゃん」の世界とリンクしながら、久慈地域の魅力を満喫できる観光ツアーです。
中でも、琥珀坑道での琥珀採掘体験や、久慈まめぶ汁の手作り体験、ドラマに登場した「お座敷列車」など、ドラマのワンシーンを味わえる体験メニューは必見です。
商工会議所や観光協会、久慈市が連携して行う観光客へのおもてなし、観光ガイド等による旅のサポートも特色があり、通常のツアーでは訪れることのできない、地元主催ならではのレアスポットへもご案内します。
ドラマのオープニングでお馴染みの灯台 
夏季は素潜り漁の実演を披露する「北限の海女」 
久慈市山形町地区に伝わる郷土料理「久慈まめぶ汁」
今年4月に全線復旧を果たした三陸鉄道 
あの「お座敷列車」を完全再現 
本物の琥珀を掘り出す採掘体験
