盛岡つなぎ温泉活性化支援事業

岩手の名湯“つなぎ温泉”

　つなぎ温泉は、前九年の役の際に源義家が発見し、愛馬を石に繋いで自らも入浴したことに由来する、伝統ある温泉です。高速自動車道盛岡インターから車で10分、JR盛岡駅からも20分の距離という、立地にも恵まれています。この立地を活かし、夕飯は盛岡市内、夜はつなぎ温泉で過ごすプランや、出張で訪れるビジネス客にも温泉に滞在してもらうプランなどを企画しています。また、宿泊施設も従来の大部屋ではなく、専門家のアドバイスを受けながら少人数の旅行客に快適なものへ変えていきます。

各種イベントにて

　つなぎ源泉の湯で体験リラックス
　2006年10月に小岩井農場で開催された「秋のまるごと岩手“めぐみ”フェア」では、つなぎ温泉のお湯を運んで手湯を実施し、好評を得ました。2007年1月にも横浜高島屋の第25回杜と水の都 みちのく盛岡の名品と観光展に参加し、今後も積極的にイベントに参加すると共に、つなぎ温泉入り口付近に手湯と足湯をメインにするパティオを設置しようと取り組んでいます。
　ワイワイ手つなぎプロジェクト
　つなぎ温泉は、盛岡手づくり村、小岩井農場とともに「ワイワイ手つなぎプロジェクトを結成しています。各施設が連携して地域の環境整備、情報発信、観光客の誘客などに努めるためのプロジェクトです。
　小岩井農場は、乳製品の製造・販売をはじめ、自然豊かな牧場として全国的に高い知名度を有しています。盛岡手づくり村は、盛岡市の第三セクター盛岡地域地場産業振興センターと、盛岡の特産品を製造する14の工房で組織された施設です。盛岡地域の特産品の展示・販売を行うとともに、製作工程を見学でき、また陶芸や染物、郷土おもちゃ作りなどの手づくり体験ができる施設として人気を博しています。
　冬季には、雪灯篭まつりに参加して、つなぎ温泉、盛岡手づくり村、小岩井農場に雪灯篭5000個を設置します。新しいつなぎ温泉の冬の風物詩になるでしょう。
　このように、3つの施設が一体となって、盛岡を活性化させていきます。