このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

市内に点在している蔵や近代建築などの何気ない「宝」を地域資源とし、まち歩き観光を確立させるため長井の地域ポータルサイトの立ち上げ、ガイドマップ作成、近代建築等の登録文化財化を図ります。

講演会の開催と歴史的建造物調査の実施

 平成18年12月16日(土)、TAS2階コンベ2において「建造物調査結果と今後の課題」と題して講演会を開催しました。講演は、神奈川大学工学部建築学科・西和夫教授より、建物調査中間報告と今後の課題について、また、各務原市山田さんより登録文化財化に向けての説明が行われました。講演会では、西教授よりアドバイスもあり、有形登録文化財化に向けて行政も前向きに考えるようになりました。
 神奈川大学工学部建築学科西和夫教授率いる研究室学生による、まちなかの歴史的建造物調査を平成18年10月から12月までに3回実施し、38棟の調査を行いました。また、11月3日~5日は、日本福祉大学助教授中村智彦氏並びに中村ゼミ生による、長井遺産調査(まちなか面白発見)を3日間行い、外から見た長井の良さを発見してもらうための調査を行いました。

長井に来て、泊まって、観て、買って、味わって

 古い建物がだんだん消えていくなかで、その建物等に歴史的価値を見出し、地域資源として保存しながら街づくりのシンボルとしたい。そんな思いで各地の調査を行いました。
 長井の地名は水の集まるところに由来しています。吾妻山系を源流とする母なる最上川、朝日山系を源とする野川が市の中央部を流れ、飯豊山系を源とする白川が市の南部で合流してる水の豊かな地です。このたび、市民有志により「川集うまち長井 みずは(水の神様)の小道フットパス」が、最上川の美しい自然とまちなかの歴史的建造物や景観等をつないだルートとして設定され、オリジナルの看板や案内標識が設置されています。そんな、まちなか歩きを全国に発信、PRし、長井に来て、泊まって、観て、買って、味わっていただきたいと考えています。

地域ポータルサイト「ながいタウンナビ」がスタート!

 平成19年2月1日(木)にプレオープンした地域ポータルサイト「ながいタウンナビ」(http://www.nagai-townnavi.com/)が、2月28日(水)、本格的にスタートしました。
 また、まち歩きに必携の「ながいTOWNガイドマップ」も作成しました。

今後の展開に向けて

 長井の活性化には、行政、NPOや商店街、会議所が一体となり、文化、風土を活かしたまちづくり活動が重要となります。本プロジェクトにより地域ポータルサイトが稼働し、地域住民の皆さまを含め、理解が深まっています。長井まちづくり基金(ファンド)創設も動き出しました。

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長井商工会議所

〒993-0011山形県長井市館町北6-27