産業資源を活用した着地主導型産業観光モデルコースの構築

産業観光資源に富む柏崎地域

　柏崎は、世界一の発電量を誇る柏崎刈羽原子力発電所のほか、世界トップレベルのピストンリング製造技術を有するリケン、電線製造機械トップメーカーのサイカワなどの製造業、原酒造、柏崎ぶどう村ワイナリーなど、多くの企業が立地する地域です。また、2007年6月開園予定の「夢の森公園」では、体験学習プログラムを展開する「環境学校」が開設される予定です。モニター事業では、これらを産業観光資源として組み合わせた、着地主導の体験型産業観光モデルコースを委員会で設計、商品化します。

ワンストップサービス

　ソフト開発事業では、産業観光資源に関する情報管理と受付窓口を一元化し、宿泊斡旋やモデルプランのコーディネート等、利用者への情報やサービスの提供、受入施設との連絡調整などをワンストップサービスで行える体制を構築します。

産業施設視察モニターツアーを実施

　「エネルギーと環境」をメインテーマに、主要産業施設を視察するモニターツアーを2回実施しました。
　第1回は平成18年9月9日（土）～10日（日）、学生向け体験・学習型を想定したモニターコース。多摩大学経営情報学部生が参加し、柏崎刈羽原子力発電所見学、夢の森公園にて原始火起こしの環境共生プログラム体験、コレクションビレッジ展示施設見学、柏崎ぶどう村ワイナリーにてワイン用ぶどうの収穫体験を行いました。
　第2回は平成18年10月26日（木）～27日（金）、企業研修を想定したモニターコース。東京電力本店・支店等の営業担当者が参加し、柏崎市立博物館にて柏崎の産業史を研修、夢の森公園にて環境共生プログラム体験、新潟工科大学にて風力および水力の自然エネルギーの利用を研修、（株）サイカワにて伸線機製造工程を見学しました。