このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

三宅島の火山灰を利用したマリンブルー色の「三宅島ガラス」に着眼し、東京の地場産業であるジュエリー製造技術とのコラボレーションによる「三宅島ガラスジュエリー」の試作品開発や、市場調査を行い、業界紙への掲載や展示会への出展等のPRおよび販路開拓を図ると同時に、ジュエリー製造業の活性化および三宅島の観光振興や地域振興に役立てることをめざします。昨年までも、「三宅島ガラスジュエリー」の開発等を行ってきましたが、全国展開にまで結びつく販路開拓はできていませんでした。このプロジェクトで、さまざまな層を対象とした展示会等へバランスよく出展することにより、ジュエリーのバイヤーやエンドユーザーにも周知PRを図り、さらには、業界紙でPRすることにより、業界での反応もつかめたため、試作品の開発等にフィードバックすることができました。試作品開発においては、三宅島火山灰の入手や、ガラスの強度・色などの技術的な面でクリアしなくてはならない問題が多々ありましたが、日本貴金属文化工芸協同組合および東京都立産業技術研究センターの支援協力が得られたことにより、プロジェクトを円滑に進めることができました。

火山灰から生まれた「三宅島ガラスジュエリー」

 地方独立行政法人都立産業技術研究センター(旧東京都産業技術研究所)は、2000年に噴火した三宅島の火山灰を用い、マリンブルー色のガラス「三宅島ガラス」を開発(特許)しました。そこで、新たなジャンルの取り組みとして、今まで邪魔者扱いされてきた東京都三宅島の火山灰でできた「三宅島ガラス」に着眼し、東京の地場産業であるジュエリー製造技術との融合による「三宅島ガラスジュエリー」を製作します。この「三宅島ガラスジュエリー」を三宅島の特産品として販売することで、観光振興や地域復興に役立ててもらうとともに、全国展開することで、低迷する東京の地場産業でもあるジュエリー製造業界の活性化につなげます。

PRイベントの開催

 平成18年8月31日(木)~9月2日(土)、東京ビッグサイトにて開催される「JAPAN JEWELLERY FAIR 2006」に出展。小売店を中心としたプロフェッショナルバイヤーが集結する展示会です。
 平成18年9月27日(水)、ホテルラングウッドにて開催される「日本貴金属文化工芸協同組合綜合展示会」に出展。ジュエリーのバイヤーおよびエンドユーザーを対象とした展示会です。
 平成18年11月25日(土)~26日(日)、紙パルプ会館フェニックスホールにて開催される「ファミリーセール」に出展。ジュエリーのエンドユーザー等を対象とした展示会です。
 平成19年2月13日(火)~16日(金)、東京ビッグサイトにて開催される「第63回 東京インターナショナルギフト・ショー 2007」に出展。日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市です。

ヒアリング調査の実施

 三宅島における現地での販売方法等について、三宅村、三宅島観光協会、地元土産物事業者に対し、ヒアリング調査を実施しました。また、展示会への出展により、「三宅島ガラスジュエリー」に対するジュエリーのバイヤーとエンドユーザーそれぞれの反応が確認できました。

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