このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

盆踊りのルーツといわれる「踊り念仏」。その発祥地が、藤沢の観光資源の一つ遊行寺です。これに着目した盆踊りイベント「藤沢宿・遊行の盆」を開催し、「踊り念仏」をモチーフにした新しい踊りを創作します。将来的にこれを全国的に知られる踊りへと発展させ、湘南の新しい観光の目玉とする事業です。

藤沢駅周辺の活性化へ

 江ノ島等の観光資源を抱えた藤沢は、湘南海岸には多くの観光客が訪れますが、駅周辺は活力が失われつつあります。駅周辺の活性化につながる地域資源としてスポットが当たったのが、藤沢駅から徒歩15分の時宗総本山「遊行寺」。ここを発祥とする踊り念仏が、夏の風物詩である「盆踊り」のルーツではないかという話から、それをモチーフにした藤沢の新しい盆踊りの創作が決まりました。
 藤沢の新しい創作踊りを、阿波踊りやよさこい踊りのように発展させ、湘南の夏の一大イベントとして全国に発信できるようなものにしていきたいと考えます。また、国際観光都市である鎌倉とも隣接しており、日本の文化である盆踊りを外国人観光客の方々にも親しんでいただきたいと考えます。

平成18年度「藤沢宿・遊行の盆」開催

 平成18年7月22日(土)~23日(日)、遊行寺および秩父宮体育館において、盆踊りイベント「藤沢宿・遊行の盆」が開催されました。盆踊りのルーツといわれる遊行寺の踊り念仏のほか、それをモチーフにした新しい藤沢の盆踊りが披露されました。また、ゲスト盆踊りとして「越中おわら」「西馬音内盆踊り」を招致しました。

地域コミュニティーの活性化の一助

 地元商店街の方々が中心となって進めているこのプロジェクトによって、商店街に対する期待感が増し、地域コミュニティーの活性化の一助となっています。また、地元メディア等にも取り上げられ、《遊行寺の踊り念仏=藤沢=盆踊り》という地域資源をあらためて地域の方々にアピールすることができました。来年の第2回「藤沢宿・遊行の盆」の開催に向け、創作踊りの講習会や各種イベント参加により踊り手を増やし、将来的には創作踊りで集客できることをめざしています。また会場も、創作踊りの普及につれて藤沢駅~旧藤沢宿(国道467号)などで踊りを流し、街の活性化を図ります。

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藤沢商工会議所

〒251-0052神奈川県藤沢市藤沢607-1藤沢商工会館2階