概要・活動内容
美濃焼の名窯「幸兵衛窯」を生かした質の高い陶芸教室を提供することで、陶芸ファンや観光客を増やし、地域の活性化を図ります。さらに、旅行代理店との契約、陶芸イベントの開催、ホームページによる情報発信等で、美濃焼の普及・PRに努めます。
「陶の里いちのくら」のオープン
この地域は美濃焼(陶磁器)の生産地であり多くの作陶施設がありますが、そのほとんどが民間・公的施設で、小規模事業者が協同して運営するものがありませんでした。このプロジェクトにあたり、市之倉さかづき美術館を運営する協同組合「陶の里いちのくら」が作陶施設のオープンを計画していたことで実現に至りました。
陶芸ブームの予兆
プロのスポーツ選手がシーズンオフに陶芸を取り入れ、集中力の向上等に活用している例もあり、陶芸(土いじり)はあらゆるかたちでの活用が期待できます。すでに大手玩具メーカーでは、ろくろと粘土をセットにした商品を発売。陶芸ブームの予兆があるなか、この波に乗ることでプロジェクト活用の成果が十分に見込め、特に団塊の世代と呼ばれる方々が退職した後の趣味のひとつに加わればマーケットとしても大きなものとなると考えます。
陶芸無料体験開催
平成18年9月30日(土)~10月1日(日)、「陶の里フェスティバルin市之倉」無料作陶体験コーナーにて、10月21日(土)~22日(日)、『多治見活性化イベント「やっとこさ出逢い祭り」』無料作陶体験コーナーにて、来場者に手びねり・ろくろの無料体験に参加していただきました。また、12月16日(土)、『おやこワークショップ「クリスマスプレートをつくろう」』を開催しました。
年末の大きなイベントであるクリスマス。クリスマスカラーの絵の具や転写紙を使って「白いお皿」に絵付けし、オリジナルプレートを創る無料体験を開設したのが『おやこワークショップ「クリスマスプレートをつくろう」』。15組の親子・祖父母と孫の参加があり、お皿一面に思い思いの図柄を描きました。参加者は、作品のできばえを比べたり、作品を飾り付ける場所を語り合ったりして、気分はすっかりクリスマスモードでした。
また、多治見市と笠原町の合併イベント「やっとこさ出逢い祭り」には、市内外から3,700人(主催者発表)が訪れ、無料作陶体験には110名が参加しました。
イベントに参加された方が再来され、作陶を楽しまれているとの報告もありました。
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多治見商工会議所
〒507-8608岐阜県多治見市新町1-23