このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

刈谷市は中京地帯の中心に位置し、トヨタグループ5社の本社が所在する一大工業都市です。また、刈谷城の城下町として発展し、徳川家康の生母の故郷でもあるため、歴史的遺産も多く存在します。そのため、ビジネスマンや観光客など、毎年多くの人たちが訪れています。しかし、土産品に乏しいという弱点があるため、工業都市としての特色や刈谷市の特産品を活かした銘菓を作り出し、全国へ向けて発信することを目指します。

トヨタグループ発祥の地

 刈谷市はトヨタグループの創始者・豊田佐吉が大正15年、株式会社豊田自動織機を設立してから、現在も市内にトヨタグループ5社の本社が所在するという、工業都市として大きな発展を遂げた街です。トヨタ各企業への就職のために移り住む人たちや、出張で訪れるビジネスマンが数多く、第二東名高速道路刈谷ハイウェイオアシスも多数の観光客で賑わっています。そこで、出張土産や帰省土産として喜ばれるような、刈谷ならではの土産品の開発に努めてきました。
 刈谷市の最大の地域資源はやはりトヨタグループの工場です。その特長を大切にして、モノづくりの「心」に触れてもらう、産業観光を進めていくつもりです。

新たな銘菓の開発

 現在の優良みやげ推奨品に加え、工業製品をモチーフにした銘菓や、特産品を使った銘菓など、刈谷を代表するような新しい銘菓を開発していきます。豊かな発想で高品質の銘菓を生み出すべく、市民の作品コンテスト、市内菓子製造業者への開発依頼、製菓学校教師の技術の三位一体で開発を進めているところです。
 市内の菓子製造業者が団結して熱心に開発に取り組んでいることに加え、市民の銘菓作品コンテストでも27の作品が出品されるなど、モノ作りのメッカとしての威信をかけ、市全体が力を注いできました。刈谷産業祭りや刈谷ハイウェイオアシスにおいて行った試作品の試食イベントを行い、高い評価を得ました。

新銘菓コンテストの実施

 2007年1月には菓子製造業者を対象として、商品化する新銘菓コンテストを実施し、12業者から58点が寄せられるという大盛況に終わりました。審査には刈谷商工会議所の役員をはじめ、大型店の販売担当者やトヨタ系企業の管理職の方にも参加して頂きました。その結果、車をかたどった焼き菓子や、特産の切り干し大根を使ったおかきなどの6点が優秀作品として選ばれました。これらの6品は2007年度中に商品化する目標で、市内の各販売店や刈谷ハイウェイオアシスで発売する予定です。

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刈谷商工会議所

〒448-8503愛知県刈谷市新栄町3-26