このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

日本三大松原である気比の松原、氣比神宮等を活用し、敦賀に訪れる観光客に敦賀ならではのアイテムを提供します。マスコミ広告、パンフレット作成、HP製作のPR活動により、原子力の街というイメージから、近くて行きやすい観光避暑地と位置づけられることをめざします。

キャラクターモニュメントの街

 敦賀港は、古くから日本とアジア大陸を結ぶ交易拠点として栄えました。1999年、敦賀港開港100周年を記念して、敦賀駅前から相生町通りにかけて、漫画家松本零士氏の漫画「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」のキャラクターモニュメント27点が設置されました。この通りはシンボルロードと名付けられ、市民に親しまれています。本プロジェクトでは、この地域資源を活かしたアイテムを開発し、地域の活性化につなげたいと考えます。

敦賀~京阪神間に直通新快速列車が開通

 平成18年10月21日、JR湖西線、北陸本線が直流化開業し、敦賀~京阪神間の直通新快速列車が開通しました。これにより交通の利便性が高まった滋賀、岐阜、京都各地の人たちに開発アイテムをアピールすることで、ビジター、リピーターの増加を図り、地域集客力の向上、さらに地域経済効果をもたらすと考えます。

アンケート調査の実施

 平成18年8月、敦賀市消費者連絡協議会の組合員約600名に対して、開発アイテムのアイディアを発掘するためにアンケート調査協力を依頼。9月下旬にアンケート集約表の提出を受けました。59項目の意見が出され、開発アイテム選定の基礎となりました。

試作品の開発

 本プロジェクトの委員会やアンケートから発掘されたアイテムプランの有効性を検討するため、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」の関連アイテムに関しては松本零士氏の監修を受けました。また、敦賀~京阪神間の直通新快速列車開通に合わせるアイテムが多く出されました。現在、地元事業者、関連開発会社等により、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」の関連アイテム18点のほか、アマダイを使った敦賀料理などの試作品を開発中です。

 試作には、様々な業者のネットワークが必要であり、想定した以上に開発期間や開発に必要な金額が必要であったが、打ち合わせを重ね、調整を行った。

課題と今後の取り組み

 試作品の開発には、様々な業者のネットワークが必要で、想定した以上に開発期間や開発費が必要なため調整を行いました。試作品の評価はさまざまな意見に分かれており、それを集約したものが有効なアイテムではないなど、難しい点があります。また、試作品の制作者の製作ポリシーと、プロジェクトの依頼者との意見の調整を行っています。試作品完成後、消費者による作品品評、開発アイテムのPRを行います。

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敦賀商工会議所

〒914-0063福井県敦賀市神楽町2-1-4