このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

防府天満宮の「天神さま」と瀬戸内海から水揚げされる「はも」や「たこ」などの魚介類を地域資源として、防府と表参道にふさわしい「天神グッズ」を開発し、地域ブランドの確立と「天神さま」をシンボルにした表参道ゾーンのまちイメージを形成することで観光客を誘導します。

県内有数の漁獲量を誇る「はも」

 地元で獲れる「はも」は、その多くが京都へ送られ、高級料理として食されています。この地域資源を、京都はも料理にも負けないように活かし、地域の活性化につなげます。現在、地元料理店が研究会「はも塾」を立ち上げて積極的に活動を始めており、この機運を逃さずに全国に情報発信し、また、地元市民にすばらしい地域資源のあることを気づいてほしいと思います。
 新たに作るブランドは、まず地元の認知度を高めることが重要ですが、そのためには他市やマスコミなどで高い評価を得ることが鍵となります。防府市内外、特に「防府天満宮」の認知度の高さに着目し、広島県内、山口県内、北九州方面のグルメ志向の層をターゲットに、夏のスタミナ料理として情報発信していく予定です。

PRイベントの開催

 平成18年9月8日(金)~9日(土)、「塩田丸尾氏と『天神はも』グルメ談義」を開催。モニター参加者とともに「天神はも」について語りました。参加は県内外から多数の応募がありました。
 平成18年9月11日(月)~18日(月)はも塾10店にて「ミニはもモニター」を実施。193名に試食・アンケート調査を実施しました。
 平成18年9月26日(火)、「市内観光地ツアー」を実施。
 平成18年11月11日(土)~11月25日(土)、天神菓子調査を実施。「天神様のおくりもの」「梅まんじゅう」「はもパイ」「ごぼうケーキ」について、来街者に調査しました。

特産品の開発

 「天神はも」 地域資源として県内有数の漁獲量を誇る「はも」を、防府の特産品にするため、「天神はも」と名づけ、市内20の料理店の参加を得て試食会を実施しました。料理はフルコースとミニコースの2種類、これに合わせて、お菓子、かまぼこなどの試作品を作成しました。また、試食会では、フルコース、ミニコースおよびお菓子について、アンケート調査を行いました。

今後の展開へ向けて

 「天神はも」事業の実施により、県内での認知が急速に高まり、平成20年7~9月のJRディスティネーションキャンペーンの候補地・候補料理に内定しました。さらに、はも塾20店で研究開発を進め、「天神はも」を防府の夏の名物として強力に販売していく計画です。

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防府商工会議所

〒747-0037山口県防府市八王子2-8-9