「街なか阿波踊り風景」事業

4つの目的別事業を開始！

　この事業は、阿波踊りの期間外の練習風景を観光資源化するとともに、地場産業である発光ダイオードによるオブジェや照明灯等の設置、地元の食材を活かした創作郷土料理の開発、無料周遊船における観光ガイドボランティアの活用などを一体的・連携的に推進し、観光客を含めた来街者・居住人口の増加による中心市街地の活性化を図るというものです。「小規模事業者新事業全国展開支援事業委員会」にて協議の結果、主たる委員会として、「徳島食材料理班」「発光ダイオード活用班」「観光ガイドボランティア活用班」「街なか阿波おどり風景班」を設けて、新規事業の展開を開始しました。

街なか阿波おどり風景班

　平成18年7月、阿波踊り練習風景マップ並びに同案内ポスターを作製し、中心商店街や旅行代理店等に配布。また、期間中、新町橋東公園と東新町商店街内で、阿波踊り練習風景の見物客を対象としたアンケートと阿波踊り練習風景の踊り子さんに対しアンケート調査を実施し、事業への反応を探り今後の活動の参考資料としました。

発光ダイオード活用班

　管内で発光ダイオードの取り扱い可能な事業所を班員に要請するとともに、各社の主力とする技術力を活かした製品の企画提案をいただき、みの電子には阿波踊り練習の照明用としての移動式照明器、シルバーネオンには両国橋公園の舞台照明を、東和工業には両国橋公園のベンチの間接照明を施してもらうこととなりました。10月2日にそれぞれ試験点灯を行い、11月中に製作、取り付け工事を行い、12月1日、中心商店街のイベントのスタートとあわせ、午後6時、両国橋公園にて、阿波踊り練習風景を再現し、事業の完成披露式を行いました。

観光ガイドボランティア活用班

　とくしま観光ガイドボランティア会の協力により案内ガイド集を作成し、ひょうたん島一周の遊覧船の試験運行を実施中です。期間は、10月7日から11月末までの間、土、日の午後1時から約2時間程度で、観光ガイドボランティアが同乗、雨天の場合は中止します。期間中、乗船いただいた方にアンケート調査を実施しました。

徳島食材料理班

　地元の料理研究家を班員に交えて徳島の食材を活かした料理の開発、徳島の食材を取り扱う料理店やホテルなどを紹介するパンフレットの作成、以上2点が決定され、おもに中心市街地の管内事業所に呼びかけ、徳島の食材のPRと取扱店の紹介を行いました。また、徳島の食材を使った料理の開発では、11月18～19日に藍場浜公園で開催された徳島市農林水産展に参考出品し、開発の成果を確認しました。

PRイベントの開催

　平成18年10月7日（土）～11月25日（土）、新町川にて無料周遊船観光ガイドを実施。
平成18年11月18日（土）～19日（日）、藍場浜公園にて開催の「徳島市農林水産展」に地場食材料理を出展。
平成 18年12月1日（金）、両国橋西公園にて「発光ダイオード点灯式」を開催。