「アナログ空間活用による着地型地域経済活性化事業

　「えひめ町並博2004」が開催された際に、大洲には手付かずの観光資源があることに気がつきました。「山村体験」「龍馬脱藩の道散策」「体験型ぐるめっち」等の事業企画をバランスよく展開、発展させていきたいと考えます。また、竜馬が有名であるため、観光においても中心となる傾向がありますが、本プロジェクトにおいて新たな資源を開発・育成したいという狙いがあります。ターゲットについては、Web上での情報発信が中心となっているため不特定多数ですが、団塊の世代、老夫婦、若い女性グループなどを考えています。

モニターツアーの開催

　平成18年10月22日（日）～24日（火）、大洲市河辺町にて農業体験等のモニターツアーを実施。
　平成18年11月18日（土）～20日（月）、大洲市河辺町にて農業体験等のモニターツアーを実施。
　平成18年11月22日（水）～24日（金）、大洲市河辺町にて農業体験等のモニターツアーを実施。
　平成18年12月14日（木）～16日（土）、大洲市河辺町にて農業体験等のモニターツアーを実施。
　県内外の方にモニターとして参加していただき、商品化のための様々な評価を得ました。関西・関東地域からのモニターを希望していましたが、松山市内からの参加者が大半で、募集広告の方法を検討する予定です。

特産品開発

　山村特有の川魚の卵を使った、いくら丼物や地元の食材を使った、和・洋食等。いくらなど鮮度が高く、総じて好評の声をいただきました。

アンケート調査の実施

　4回のモニターツアーにより、アンケート調査を実施しました。なまもの、魚介類が食べられない参加者がおり、事前確認のうえ、別メニューにて対応しました。高齢者の方には山村の寒さはきついので、年間を通じた集客にどう対策を行うかが課題です。宿泊施設に廃校を改築して使用しており、高齢者からトイレが和式で使いづらいとの声があり、ハード面の改善の検討も必要と考えます。