このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

パパイヤ、ローゼル、宮古島山羊等の地域資源を活用した特産品を開発し、地域ブランド化を図り、販路開拓を行います。また、環境浄化やイベント開催、宿泊斡旋等を含めた観光事業を整備します。

パパイヤ、ローゼルの健康効果に着目

 本プロジェクトの特産品は、市場性、話題性、地域性などを考慮して取り上げました。無農薬栽培で自然を守り、経済化を推進するには良い素材であり、島のイメージブランドを作るためにも地域素材として適当であると考えます。特に素材の効能に目をつけており、なかでも脂肪の分解酵素をもつパパイヤはダイエットに多大な効果があります。成人が1日に必要なビタミンB、Cなどが100gで摂取でき、最近では錠剤も売り出されています。また、ローゼルには眼精疲労と血圧安定に効果がある成分が含まれており、ビタミンCはレモンの20倍といわれています。
 医療費が高騰するなか、健康食材に投資する傾向が強くなっています。また欧米からはロハスという、オーガニックと環境保全などをライフスタイルにする客層も大きく広がっていることなどをふまえ、女性と高齢者層に対する販売促進、ブランド化を進めたいと考えます。

PRイベントの開催

 平成18年11月3日(金)、市内「芭蕉」にて第1回商品企画開発、レシピ実演を実施。
 平成18年12月1日(金)、市内「ファミーユ」にて第2回商品企画開発、レシピ実演を実施。
 平成19年1月8日(月)、市内「海宝館」にて第3回商品企画開発、レシピ実演を実施。

 11月3日『芭蕉』にて行われた第1回商品企画開発では、大阪・イタリアレストラン『ジョヴァノット』上村和世シェフが、山羊肉、パパイヤ、宮古島の野菜を使った料理6品を実演。そのうち、イタリア風パパイヤ山羊カレーを『芭蕉』および『ジョヴァノット』のメニューとし、レトルトカレーとして企画しています。アンケート調査を実施しました。

 12月1日『ファミーユ』にて行われた第2回商品企画開発では、京都・オーガニックレストラン『サンシャインカフェ』の協力を得て、ジャマイカ風パパイヤ山羊カレー、ローセルカクテル、ローゼルジャム、パパイヤキムチを実演、試食アンケート調査を行いました。このうち、ジャマイカカレーとローゼルジャムは加工商品、ローゼルカクテルは島内店舗メニューとして開発することとなりました。県および市より30名を招待し、アンケート調査を実施しました。

 平成19年1月8日『海宝館』にて、実施予定の第3回商品企画開発では、神戸・日本料理『しげ松』の重松氏、ホテルオークラ神戸『山里』の加藤料理長による実演を予定しています。パパイヤ、ローゼルを使った漬物や、山羊肉を使ったレシピ他1品の計4品を作ります。30名を招待し、アンケート調査を実施します。

特産品開発について

 カレーレトルト2種類、ジャムを試験製造する予定です。試作品開発のための営業許可等の申請書類を整理、包材等の必要な材料調達確認を並行して進めています。また、レストランやホテルとの業務提携などの書類関係の手続き交渉も始めています。試験製造先は湘南高校の食品化学課を予定しています。

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宮古島商工会議所

〒906-0012沖縄県宮古島市平良字西里240-2琉球銀行宮古支店ビル3階