このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

世界唯一である北海道遺産「ばん馬(北海道の馬文化)」を活用し、地元の特産品と融合させた新商品の開発や、ばん馬に関連した観光ルートを開発します。

世界唯一である北海道遺産「ばん馬(北海道の馬文化)」の活用

 今回、当事業では世界唯一である北海道遺産「ばん馬(北海道の馬文化)」を生かした新商品開発事業、十勝に足を運んでもらい「ばん馬」を体感してもらう観光促進事業を進めています。これらの実施機関として「帯広商工会議所ばん馬開発委員会」(委員長/伊藤儀三観光文化委員長)を組織し、「新商品開発部会」(部会長/高田二郎観光文化副委員長)と「観光ルート開発部会」(部会長/伊藤儀三観光文化委員長)の2つの部会を設け、具体的な取組みを進めました。
 これまでに、7月に札幌の大型ショッピングモールにおける「ばん馬」のPR、11月10日~11日には、開発した新商品のPRイベント「ばん馬まつり」を開催。また、11月20日~22日は札幌の北海道どさんこプラザ、11月28日~30日は東京の北海道どさんこプラザでのプロモーション、アンケート調査の実施、旅行エージェントとの懇談を行ないました。
 11月10日~11日に帯広競馬場を会場にして、新商品のPRを目的とした「ばん馬まつり」を開催。集客手段として「ばん馬」のパネル展、TV局、地元ラジオ局と協力してのステージイベントを行ない、来場したお客様を対象に新商品に関するアンケート調査を実施しました。

地元の特性を生かした新商品の開発と「ばん馬」ツアーの造成

 新商品は地元の特産品であるチーズや大豆商品(豆腐)と融合した食品、ばん馬の馬具を活用したアクセサリーなど、地元事業者6社の協力により計8 商品を開発しました。
 10月から3回の全体会議、数回の事業者打ち合わせを重ね、開発。また統一感を持たせるため、共通のロゴマークを考案し、当事業で開発した商品には表示を義務付けました。一方、観光促進の取り組みとして、札幌や東京の旅行エージェントとの懇談、「ばん馬」の魅力を直に体感するための「ばん馬」を組み込んだツアー造成の要請を行ないました。

壮大なスケールの「ばん馬」を観に来てください!

 「ばん馬」の歴史は北海道開拓の歴史そのものであり、明治時代に本州から移入されて以来、運搬・農作業など多方面で活躍しました。
 現在では運搬や農作業でばん馬が使われている風景は見かけなくなりましたが、十勝各地では当時より行なわれていた馬と人が触れ合う草競馬の「お祭りばんば」が行なわれています。また、その流れを汲んだ馬体重1トンの大型馬(サラブレッドの2倍)が荷重をつけたソリ(最大1トン)を曳いて200mの直線コースを競う「ばんえい競馬」は、全国で唯一、帯広市でのみ行なわれています。
 その光景は近年、映像でも観る事ができますが、間近で観戦するとその壮大なスケールは圧巻です。十勝には広大な自然や美味しい食材、菓子も満載なので是非いちど、十勝に足をお運び下さい。

新商品に対するアンケートを実施

 「ばん馬まつり」会場、北海道どさんこプラザ札幌、有楽町両店で来客を対象に新商品に対するアンケート調査を実施しました。調査結果については、近日中に各事業者に還元し、今後の検討課題とする予定です。

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帯広商工会議所

〒080-8711北海道帯広市西3条南9丁目23帯広経済センタービル5階