概要・活動内容
南部鉄器の素材、技法を活かしハンドベルを製作し、地場産業の振興と新市場の開拓を図ります。
鋳物製ハンドベルの開発
平成17年2月から任意組織でハンドベルの研究に着手しました。楽器としての精度の高さ、芸術品としての美しさなどの話し合いを進めてきました。
73個の鋳型作り、重量や技術的な問題など試行錯誤を重ね、試作品製作にチャレンジしてきました。これまでの取り組みにおいて試作品製作の足かがりとし、製品開発へのステップとします。
南部鉄器製ハンドベル
水沢区の特産品である南部鉄器は伝統工芸品として全国的に認知されています。
そこで南部鉄器の素材、技術を活かして、ハンドベルの生産を目指すため、試作品開発を行い、鋳物の持つイメージや音の繊細さを広く広め、新たな分野への参入を目指します。
ハンドベルは世界で4社しか製造をしておらず、日本では生産されていません。また、製造についても、ハンドメイドで行われており、南部鉄器の製造過程と相通ずるところがあります。
南部鉄器の技法を活かしながらハンドベルを生産し、楽器産業という分野へ新たに進出することで、地場産業の振興と新たな特産品へとつなげ、また、ハンドベル音楽の普及とハンドベルを利用した健康産業へのセールスなどを行ない、新市場の開拓を図っていきます。
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奥州(旧水沢)商工会議所
〒023-0818岩手県奥州市水沢東町4