概要・活動内容
食品関連事業者(加工製造、飲食、小売、旅館、農・水産業等)と地元農業・水産高校や大学との産学連携で、四季折々の地元食材(庄内豚、孟宗竹、だだちゃ豆、藤沢カブ等)を活用し、流通可能な料理品を開発します。
庄内の大地と海がはぐくむ旬の味 鶴岡んめもの
鶴岡市は、山形県の日本海沿岸に広がる庄内平野の南部に位置します。日本海から東へ砂丘地、水田地帯の平野と標高2千メートルの月山山麓に続く地域です。
鶴岡市は江戸時代に庄内藩の城下町として栄え、稲作を中心に白山産のだだちゃ豆、孟宗、メロンなどの野菜や庄内柿の果樹などの栽培が行われています。
また、野菜や果樹などの在来作物は県内でも種類が多く、雪国の土壌と風土が生み出す四季折々の旬の素材を活かした加工特産品開発に取り組むものです。
近年、鶴岡を舞台にした「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」などに代表される藤沢周平文学作品の映画化により、新たな観光客が女性を中心に当地を訪れています。
地域には、藤沢周平その作品とゆかりの地の案内板が街中など多く見られます。映画のロケ地を活かした映画村は、新たな観光拠点としても関心が高まっています。城下町鶴岡から庄内地域の旬の素材を使用した料理品の「んめもの」(美味しいもの)を、全国へ向け情報発信します。
四季折々の旬の味と歴史を探訪する
春ころからは山菜やサクラマス、口細カレイや孟宗汁などが美味しい季節です。鶴岡の中心部にある鶴岡公園は、県内でも桜の名所です。かつて、酒井氏の居城「鶴ヶ岡城」があった場所で、明治に入り「廃城令」により、お城が取り壊された後に城址公園となっています。隣には荘内藩校「致道館」がある。9代藩主酒井忠徳(ただあり)公が「財政再建」「農民救済」と共に、贅沢華美な風潮を正すため「士風刷新」「藩政振興」を計ろうと、文化2年(1805年)に創設した藩校。
文化13年、十代藩主酒井」忠器(ただかた)公によって現在地に移されました。東北に現在する唯一の藩校建築物です。
夏頃からは、鯛やキス、岩牡蠣、民田なす、サザエ、車えび、だだちゃ豆などが美味しい。秋頃からは渡りかに、はたはた、鮭、庄内柿、赤カブなどが美味しい。冬頃からは赤かれい、岩のり、ヤリイカ、寒鱈、ひらめなどが美味しい。
四季それぞれ美味しい素材を使用した料理品を発見し味わってもらいたいです。
展示会への出展、イベントを開催
第4回みやげ品見本市ジャパン2008
1月16日~1月17 日都立産業貿易センター台東館で行われた、卸・小売・製造等忠通業者対象の観光土産品全般(菓子・食品・飲料・民工芸品・雑貨等)の第4回みやげ品見本市ジャパン2008に出展いたしました。試食者から味、見た目、価値観などの項目で、アンケート調査を実施しました。
日本海寒鱈まつり
1月20日鶴岡銀座商店街において開発商品の展示・試食イベントを行いました。ほぼ完成に近い試作品となりましたが、次回の研修会で最終検討を行います。
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鶴岡商工会議所
〒997-8585山形県鶴岡市馬場町8-13