概要・活動内容
三島の特産品うなぎは関東圏を中心にグルメの間では人気である。その魅力は富士山の湧水に打たれ、臭みや余分な脂が落ちたうなぎを使用しているから。三島うなぎの魅力を全国発信し、蒲焼以外の商品を開発し、うなぎの街三島、三島うなぎのブランド化を目指します。
特産品うなぎを使用した新商品「うなぎ饅」
うなぎのイメージを生かした街づくりやブランド化を図る上で、蒲焼のイメージが強いのですが、それに変わる商品の開発が必要です。そこで高級料理の蒲焼に対し、B級グルメとして気軽に食べられる「うなぎ饅頭」を考案しました。中華まん風の饅頭で、中身はうなぎの他に玉葱やごぼうが入っています。イベント会場や店先、歩きながらでも食べられる商品です。東京ビジネスサミットやうなぎのイベント「寒の土用丑の日」で試食とアンケートを行い、魅力ある商品へと改良を進めていきます。
木札タイプの携帯ストラップ
食品以外の関連グッズとして「うなぎ横町」「三島宿」と焼き印された木札タイプの携帯ストラップを開発しました。みやげ物や催事の景品等の活用を検討しています。
三島うなぎ手拭い
伝統工芸であった「三島手拭い」の復活と関連し、「三島うなぎ手拭い」を開発しました。三島に生息したといわれる耳うなぎと湧水や三島桜、富士山を配したデザインで、「乙女耳うなぎ」のネーミングでかわいらしいイメージに仕上がっています。今後は、このデザインを活用し、いろいろなグッズへの転用も可能で、土産品等の開発を検討していきたいと思います。
富士山の恵みの水に打たれたうなぎ
三島市は古くから水の都と呼ばれ、市内各地で富士山の雪解け水が湧き出しています。市内のうなぎ屋では、この湧水にうなぎを2~3日打たせ、うなぎ特有の臭みや余分な脂を落とします。これが三島うなぎのおいしさの秘密で、関東圏を中心にグルメの間では有名です。
東京ビジネスサミットへ出展
10月22日~10月23日、東京ビックサイトにおいて「東京ビジネスサミット」が開催されました。うなぎ饅頭の試食、三島うなぎ認知度アンケート調査実施、うなぎのパンフレット・せせらぎマップを配布しました。
第1回寒の土用丑の日in三島
1月18日、日本観光協会主催の「ニツーリズムセミナー」が当所会館で開催されるのにあわせて、うなぎを主体としたイベント「寒の土用丑の日in三島」を三島商工会議所1階回廊で開催。うなぎ饅頭の試食会、うなぎをデザインした手拭いの発表を行う他に、うなぎ展示水槽の除幕、蒲焼の実演等を行い、市内外に三島うなぎをPRしました。ここでもアンケート調査を実施しました。
うなぎの認知度調査
三島うなぎは有名と言われていますが、アンケート調査を実施し現状を把握しました。8月のウォークイベントにおいて実施し、1,732の回答があり、三島の特産品うなぎの認知度9割と高く、県内では一定の評価を得られた結果となりました。東京ビジネスサミットに出展し、三島のうなぎの認知度についてアンケート調査を実施。161の回答があり、ビジネス等で三島を訪れる方が多いにもかかわらず、三島の特産品うなぎについて5割強の人が「知らない」と回答しました。全国に向けたPRの必要性を痛感。同じくビジネスサミットでうなぎ饅頭の試食を行いながら、感想等の聞き取り調査を行った結果、概ね好評でした。
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三島商工会議所
〒411-8644静岡県三島市一番町2-29