このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

祭山車の匠に受け継がれてきたものづくり精神"、繊維や工作機械メーカーの持つ技術力、"蒲郡みかん"の持つ全国規模のブランド力、大学研究者らの知的資産を活かし、「蒲郡みかん型癒しのコミュニケーションロボット」開発を行っています。"

コミュニケーションロボットの開発と活用

 豊橋技術科学大学・愛知工科大学など地域に根ざした大学のもつノウハウと、自動車関連産業を中心に着々と技術力を伸ばしてきた蒲郡の中小企業が連携しながら、ロボットづくりに取り組んでいます。また、完成したロボットは、蒲郡らしいおもてなしの顔として活用するため、年間約600~700万人が訪れる観光地という土地柄も生かして、観光施設等での活用を念頭に置きながら開発を進めています。将来のマスコットキャラクター的な存在として育てて行きます。ロボットのうち、ハードウェア(CPUボード、デバイスドライバボード、センサー類、マイクロフォン・スピーカ、アクチュエータ、電源、無線LAN)については、ほぼ組み込みが完成しています。また、動作・会話等を制御するソフトウェア(音声認識、音声合成、動画像処理、動的行動選択、対話処理、通信)等についても、調整の必要はあるものの組み込みが完成しています。ただ、外装に関しては、触り心地が良いような"軟質素材をテーマとして、数種類の素材やそれに合わせた工程等検討を含めて、複数の方法を追求しておりますので、現在の所、プロトタイプモデルまでしか製作が完了しておりません。試作品開発状況を踏まえ、今後の製作における課題点の抽出、使用を想定している使う側(観光施設)およびふれあう顧客側(観光客)等に対する調査は詳細を企画中です。

産学官が連携したロボットづくり

 生涯健康産業の産業化を目指して、平成17年度に蒲郡商工会議所が設立した、癒しとアンチエイジングの郷がまごおり推進事業として、蒲郡の地域性を生かした健康関連事業を通じて産業の活性化を推進しています。その一環として、豊橋技術科学大学・愛知工科大学ら地域に根ざした大学のもつノウハウと、自動車関連産業を中心に着々と技術力を伸ばしてきた蒲郡の中小企業が連携しながら、新産業として注目を集めるロボットづくりと、蒲郡ならではの活用に取り組むことになりました。

和みのコミュニケーションロボット

 蒲郡商工会議所では、既存のロボットとは視点を変えた"新しいクリーチャー(種族)"をイメージしたロボットの製作と活用に、産学官の連携で取り組んでいます。温暖なこの土地に、サンサンと降り注ぐ太陽の光受けて育つ、当地の地域資源"蒲郡みかん"の愛らしいフォルムを生かしながら、会話プログラムも三河ならではのものを採用しました。いないと何だか寂しい、また会いたくなるようなロボット達。ここに来れば、何気ない会話や仕草等を通じて、ほっと和んだりできるかも・・・?

蒲郡観光交流ウィーク 三河ふれあいフェア2008

 H19年10月6日~8日ラグーナ蒲郡において、『蒲郡観光交流ウィーク 三河ふれあいフェア2008』を開催しました。愛称・会話プログラムの募集や三河地域の蒲郡らしい地域性を取り入れた、市民参加型のロボットづくりを進めています。

愛称・会話プログラム等のアンケート実施

 蒲郡観光交流ウィークの一環として、ラグーナ蒲郡で行われた「三河ふれいあいフェア」にて、蒲郡商工会議所(癒しとアンチエイジングの郷推進協議会)としてブースを出展し、関連事業のPRを行いながら、みかん型ロボットの愛称募集と会話募集の2つのアンケートを通じて、このプロジェクトについても宣伝を行いました。ちなみに、このイベントを通じてPRを行った事業には、昨年度全国展開プロジェクトとして実施した「がまごおりマリン・アンチエイジング推進事業」の後継事業として実施している「がまごおり健康デザイン講座」等も含めて行いました。

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蒲郡商工会議所

〒443-8505愛知県蒲郡市港町18-23