概要・活動内容
実生栽培で全国シェア約8割を占めるサボテンの成分分析や食材としての可能性を研究し、新商品の開発を行います。
サボテンの可能性を探る!
春日井市は、町村合併都市かつ名古屋市のベットタウンとして発展してきた経緯から、人口30万人余を有する中核都市であるものの、街を象徴する地場産品等の育成が遅れており郷土"がイメージされにくい土地柄であり、サボテンにおいても"実生栽培"であるためインターナルな場面においても名産として今ひとつ表面化していません。 こうした中、サボテンを地域活性化の起爆剤のテーマとし、サボテンを食材とした食品関連商品やキャラクターを活用したグッズ等の非食品関連商品を生産者と商工業者との連携による新商品開発・販路開拓を図り、地域ブランドを確立するとともに、サボテンの食材(野菜)としての可能性を探り、新産業の創出につなげていきます。
サボテンは"優良野菜"
実生栽培で全国シェア1位を占めるサボテンの成分分析や食材としての可能性を研究し、新商品の開発を行うことを目的に実施。愛知県産業技術研究所食品工業技術センターにウチワサボテン(バーバンク)の成分分析を依頼したところカルシウム・マグネシウム・β‐カロチン等は緑黄色野菜に勝るとも劣らない数値となり、併せて、みかん等の果物に含まれるリンゴ酸・クエン酸等の有機酸も検出されました。サボテンは、緑黄色野菜と果物の両方の栄養素を併せ持つ"優良野菜"であることが証明されました。今後は、"野菜ソムリエ"の認定団体である日本ベジタブル&フルーツマイスター協会に委託開発したレシピを中心に、市内飲食店等への普及に努めます。また、本プロジェクトのイメージキャラクターを名古屋造形芸術大学に委託制作しましたので、キャラクターグッズの開発も働きかけていきます。
パルケdeサボテン
10月20日(土)~21日(日)、春日井商工会館において「バルケdeサボテン」を開催しました。
市町村対抗駅伝
12月1日(土)、愛・地球博記念公園において「市町村対抗駅伝」を開催しました。イベント時に既存商品(認知度および改善面)および新商品開発に関する調査を実施し、一般消費者530人より回答を得ました。
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春日井商工会議所
〒486-8511愛知県春日井市鳥居松町5-45